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冨谷至『漢唐法制史研究』
¥11,000
創文社 2016年初刷 函付 秦漢、三国時代を経て、その精緻さから東アジア諸域に大きな影響を及ぼした8世紀唐王朝の刑罰・法制度。 本書はその法・刑・罪─法典の成立過程から、刑罰、犯罪、宮刑と腐刑等について記す。
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葛兆光著/坂出祥伸監訳他『道教と中国文化』
¥1,500
東方書店 1993年初版 カバー(少ヤケ・少汚れ)付 三方少汚れ 天シミ 中国という土壌からどのように道教というものが起こり、発展していったか。 その起源、宇宙観、儀礼、信仰、方術について俯瞰し、また発展について時代ごとに概観する。 道教が中国文化にどのような影響を及ぼしたか、庶民文化や古典文学にその形跡を辿る。
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P・R・ハーツ著/鈴木博訳『道教』
¥600
シリーズ世界の宗教 青土社 1996年2刷 カバー(ヤケ・少汚れ)付 三方少汚れ 道教とは何か。 創始者もなく中心人物もなく、多くの「道士」たちにより学びを得る独特の宗教体系。 中国の民俗信仰やシャーマニズム、老荘思想といったものものから、教団の成立、経典、儀式、思想などをまとめる。
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加藤周一『私にとっての20世紀』
¥500
岩波書店 2000年初版 カバー(背少ヨレ・ヤケ・少汚れ)付 天少ヤケ 「知の巨人」加藤周一が生き、辿った20世紀の姿。 戦前と戦中戦後、社会主義、ナショナリズム、文学。 旅の思い出や、青春時代、友人や家族の姿を通して自身の「20世紀」を綴る。
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佐々木馨『いのちの教育─心育む北国からのメッセージ』
¥1,000
北海道出版企画センター 2008年初版 カバー(僅かヨレ・僅か汚れ)付 地少汚れ 「いのち」をどう捉えるか、どう向き合い、どう生きるか。 いじめと自殺、臓器移植、尊厳死といった現代の問題から、日本人の来世観、倉田百三「出家とその弟子」や「葉っぱのフレディ」など文学に見られる死生観、民俗学的観点からの死と再生、教育現場での道徳教育実践例など、「いのち」を取り巻く事柄を論ずる。
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モーリス・ゴドリエ著/山内昶訳『贈与の謎』
¥2,800
叢書ウニベルシタス674 法政大学出版局 2007年2刷 カバー(少ヤケ)付 本体状態良 人はなぜ他者に贈り与え、その返礼をするのか。 モースの『贈与論』とレヴィ=ストロースの批判、ニューギニヤ・バルヤ族に見られる贈与、神霊と人とのあいだにある不平等の贈与─ 貨幣、聖遺物、王権。 人々が社会的紐帯を形成するための「贈与」の役割と重要性について考察する。
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上野千鶴子『発情装置─エロスのシナリオ』
¥600
筑摩書房 2001年8刷 カバー(少ヤケ・少ヨレ・背少傷み)付 小口・地に少汚れ有り 折頁有り 人はなぜ欲情するのか。 近代的な恋愛観の嚆矢とされる北村透谷、1930年代に「恋愛技術」に注目した柳田國男から、1970年代の美少年漫画、1990年代ブルセラ矢援助交際まで、「エロスのシナリオ」を読み解く。
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塩沢実信『昭和ベストセラー世相史』
¥800
第三文明社 1988年初刷 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 本体上部少ヤケ 天少汚れ 昭和初期の円本ブームはどのように仕掛けられたか。 軍国主義に各出版社はどう関わったか。 昭和を彩るベストセラーとそれらが売れた背景についてまとめる。 巻末には昭和21年~昭和62年のベストセラー10を掲載。
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中川明『学校に市民社会の風を─子どもの人権と親の「教育の自由」を考える』
¥1,000
筑摩書房 1991年初刷 カバー(背少ヤケ)付 小口少シミ 内申書裁判や障害児就学訴訟など実際の教育事件をもとに子どもの人権・親の権利について考察する。
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吉原公一郎『日本の兵器産業』
¥600
現代教養文庫1269 社会思想社 1988年初刷 カバー(裏表紙剥し跡)付 全体に少ヤケ・少シミ有り 1982年ダイヤモンド社刊の文庫版。 兵器産業の戦後史や1980年代当時の防衛費、軍事開発等について記す。
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松崎天民『銀座』
¥1,300
SOLD OUT
昭和2年銀ぶらガイド社刊の覆刻版 新泉社 1986年初刷 函(ヤケ・シミ・傷み)付 三方シミ 一部に緩い折れ有り 後ろ見返し剥し跡有り 「昭和初年の銀ぶらガイド」を復刻する。 ルポルタージュの先駆者と呼ばれる松崎天民が描く昭和の銀座はカフェーの女たちや文士たちが賑やかに会話し、書生や新聞記者が颯爽と通りを闊歩する。 正宗白鳥や永井荷風のたむろしたプランタン、「豪奢を極めた」と謳われる菊池寛がいたライオン等、銀座に集った文学者たちも多く登場する。
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加藤周一『日本文化における時間と空間』
¥1,000
SOLD OUT
岩波書店 2007年8刷 カバー(背少ヤケ・少ヨレ・少汚れ)付 天僅か汚れ 三方キズ 日本文化の特質とは何か。 著者は「時間」と「空間」を軸にして、古典から漱石・鷗外の近代文学、建築、絵画、宗教、音楽等豊富な例を引用し、検討してゆく。
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ルネ・デュボス著/田多井吉之介訳『健康という幻想』
¥1,300
SOLD OUT
医学の生物学的変化 紀伊國屋書店 1982年8刷 カバー付 全体ヤケ 天シミ 地汚れ 本文に僅か汚れ有り 最近学者・医学評論家として著名なデュボスが、、人類と病気の歴史について語る。 健康とは何か、人生とは何か、ヒッポクラテスやアスクレピオスの故事を引き、またペストや梅毒、結核といった病気が文学に与えた影響など、話題は多岐に亘る。