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渡辺啓助『鴉白書』
¥1,000
東京創元社 1991年再版 函・カバー(共にヨレ・少傷み)付 天僅か汚れ 「探偵横丁下宿人」とみずから名乗る著者が、乱歩や正史など「新青年」に集まった多くの作家たち、弟・温のこと、探偵小説、SF、九十年の歳月に辿ってきた道を語る。 書き下ろし短編「鳩の血と鴉の黒」収録。
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『吉川英治アルバム』
¥800
『昭和文学全集』付録 角川書店 全体少ヤケ・シミ・少汚れ 文学全集の付録。 著者の仕事や日常の写真、小林秀雄らによる文章を17頁に収める。 表紙写真にも続く「ある日の表情」など、著者の日常が伺えるミニアルバム。
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『横光利一アルバム』
¥800
『昭和文学全集 横光利一』付録 角川書店 全体少ヤケ 始頁及び別紙にシミ有り 別紙に汚れ・書入れ有り 横光利一『旅愁』が収められた文学全集の付録。 作品にちなんだヨーロッパの風景、八木義徳らの文章、横光家の家族写真などが17頁にわたって収められる。
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奈良女子大学古代学学術センター設立準備室編『儀礼にみる日本の仏教』
¥1,200
東大寺・興福寺・薬師寺 法藏館 2001年初版 カバー(背僅かヤケ)付 地少汚れ 「仏法に関するあらゆる行事・儀式・祭礼」を「法会」とよぶ。 「法会」は仏教儀礼であるとともに、歴史・宗教・文学・美術等、多岐にわたるジャンルに影響を及ぼしてきた。 本書は東大寺・興福寺・薬師寺の法会に焦点をあて、総勢6名の論を収録する。
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石井公成『聖徳太子─実像と伝説の間』
¥2,200
春秋社 2016年初版 カバー付 小口僅かシミ 「厩戸皇子」「厩戸王」「上宮王」そして「聖徳太子」。 いくつもの名で呼ばれ、国家主義の下で偉人となり、非実在説も提唱されるひとの実像を多彩な資料を駆使して描く。
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池上良正『死者の救済史─供養と憑依の宗教学』
¥800
角川選書354 2003年初版 カバー(背ヤケ)付 恨みを抱き、浮かばれないでいる死者たち。 怨霊などと呼ばれるそれらに対し、人々はどう処してきたのか。 「憑依」と「供養」をキーワードに、日本において死者がどのように「救済」されてきたかを探る。
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五味文彦『書物の中世史』
¥2,200
みすず書房 2003年発行 カバー付 全体僅かヤケ 『今昔物語集』『栄花物語』『梁塵秘抄』『吾妻鏡』等、中世になされた書物をそれぞれ取り上げ、その成立や歴史的展開を探ることで時代の「知」を描きだす。
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中野重治研究会編『文学アルバム中野重治』
¥600
SOLD OUT
能登印刷・出版部 1991年2版1刷 カバー(背破れ・ヤケ・シミ・イタミ)付 本体少シミ 始頁に少ヤケ有り 中野重治の生い立ち、青春時代、作家の仕事を多くの写真とともに辿る。 佐多稲子らの回想・略年譜付。
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ますむらきみこ『タッタカ先生と子ども子どもたち』
¥500
岩崎幼年文庫24 山本まつ子 画 岩崎書店 1996年23刷 裸本 全体に僅かシミ有り 両表紙及び天に僅か汚れ 地キズ 三十年以上小学校の先生をしていた「おばあさん」は、息子も結婚し孫も大きくなったので、定年を前に仕事をやめ、海岸そばのアパートでひとり暮らしをはじめる。 本も読みたい、旅行もしたい、いままでの仕事をまとめたい、やりたいことだらけの毎日に、ある夜ちいさな子どもが現れる。 その子の姿は遠い昔、北国で教師をしていた頃の生徒だったケンポそのもので…。
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吉岡平『ジャッキー・チェンのスパルタンX』
¥2,200
映画ストーリーブック ゴールデン・ハーベスト・プロ作品 講談社X文庫 1984年初版 カバー(傷み)付 全体ヤケ 口絵及び本文の一部に折れ跡有り 1984年公開の映画「スパルタンX」(サモ・ハン・キンポー監督)を吉岡平がノベライズ。 スペイン・バルセロナのパン屋の2階に下宿するトーマスといとこのデビット。 キッチンカー・スパルタンXを営むふたりの元に美少女シルビアがあらわれ…。
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手島悠介『まぼろしの村はどこに』
¥1,500
国土社の創作どうわ10 藤沢友一 画 国土社 1979年再版 裸本 全体少ヤケ・シミ・汚れ 背及び表紙にキズ・傷み有り 本体下角にシミ有り 谷間の村で機を織って暮らす母親と三人の子どもたち。 穏やかな村にもやがて大国との戦争の影が忍び寄ってくる。 娘を殺され、母親は戦争のない明るく美しい村を錦に織ろうとする。 懸命に仕事に打ち込む母親のそばで、残された2人の弟たちもまた戦争に飲み込まれてゆく。
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結城信一『石榴抄』
¥800
新潮社 1981年初版 函(背ヤケ及び僅か傷み)付 本体少ヤケ 二十の年、会津八一の家に養女として入り、十四年もの歳月をそのそばで過ごしたきい子。 死の間際まで秋艸道人を陰で支え続けた彼女と、彼女を愛した歌人の姿を描く「石榴抄」のほか、八一の下に集った青年たちの青春を綴った「炎のほとり」「炎のなごり」を収録する。 八一の門下であった著者が、師を、またその周囲の人々を静かな筆で描く。
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結城信一『不吉な港』
¥1,000
山下清澄 装画 新潮社 1983年初刷 函(少シミ)付 本体背少ヤケ 後ろ見返し剥し跡有り 「銅版画の詩人」とよばれた画家の、かつての愛と作品製作への苦悩の日々を同時代に生きた作者が描く。 銅版画家「星野思郎」を静かな目でみつめる作家「名取」。 彼らの交情を軸に、岡鹿之助、芥川比呂志、堀口大学等多くの文学者・画家らが物語にあらわれる。
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「別冊かまくら春秋 最後の鎌倉文士永井龍男追悼号」
¥1,000
かまくら春秋社 1991年発行 全体少ヤケ・少汚れ 表紙及び背に傷み有り 1990年10月に亡くなった作家・永井龍男を追悼する。 作家本人の文章や里見弴・瀬戸内寂聴との座談会の再録、生い立ちや作家たちとの交流を辿るアルバム、井伏鱒二や山口瞳らの追悼文、長女・次女や里見弴ら子女による座談会等を収録する。
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楠見松男『瓜連町の昔ばなし』
¥700
ふるさと文庫 筑波書林 1980年発行 裸本 全体ヤケ・シミ 地に少汚れ有り 瓜連町(現茨城県那珂市)の教育長や幼稚園長をつとめた著者による瓜連の昔話集。 町名の起源、四匹の狐の伝承、鏡にまつわる怨霊譚、瓜連城や古徳城の話、太田鋳銭座襲撃事件など、伝承や歴史、史跡や寺社の話、瓜連にまつわる話を紹介する。
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野口冨士男『わが荷風』
¥500
中公文庫 1984年初刷 カバー(少ヤケ・少汚れ)付 本体ヤケ・少汚れ 中学四年生の夏、円本全集で荷風に出会った著者は、導かれるように荷風がかつて教鞭をとった慶應大学の文学部に進む。 荷風と同じく東京の山の手育ち、慶応に通った著者がその目をもって荷風の人と作品を辿る。
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田中広明『豪族のくらし─古墳時代〜平安時代』
¥1,900
すいれん舎 2008年初刷 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 小口僅か汚れ 「豪族」とは何ものか。 その暮らし、家族、文字、序列などを発掘された遺跡から探る。 もののけ姫や山椒大夫など物語のなかにあらわれる豪族、関東を代表する地位までになった女性豪族やファーストレディとなった女性。 豪族たちの姿をやわらかく読みやすい文章で綴る。
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高橋たか子『人形愛』
¥600
講談社 1978年初刷 カバー(少ヨレ)付 全体少ヤケ 三方少シミ 三年付き合った男がみずから死を選び、その後結婚した男も十年の生活ののち自殺した。 占い師に「運が強すぎてまわりの男を巻き込む」と言われた女が出会ったのは18歳の少年・玉男だった。 表題作のほか、作者に「背徳的な小説や異端的な小説ばかり」とされた3編を収録する。
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岡部狷介『史都平戸─年表と史談』
¥500
財団法人松浦史料博物館 1975年五版改訂 裸本 全体ヤケ・シミ 表紙折れ跡有り 折頁有り 終頁ノドに破れ有り 古来より東アジア、ヨーロッパなど諸外国の文化の入り口となってきた平戸。 松浦本党八百年の歴史とともに、年表、特産、人口、対外政策や交流、内戦、平戸出身の人々、またその地を訪れた諸国の人々、名所旧跡などをまとめる。
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成田龍一『「大菩薩峠」論』
¥600
青土社 2006年初刷 カバー(ヨレ)付 小口少汚れ 上角に細かい折れ有り 『大菩薩峠』は1913年から1941年にかけて書かれた中里介山の長編小説。 本書は『大菩薩峠』には日露戦争後から太平洋戦争直前までの「大日本帝国のすべてが書き込まれていた」とし、暴力、家族、ジェンダー、セクシュアリティなどに章立てしてゆく。
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平山三郎編『回想の百鬼園先生』
¥600
SOLD OUT
旺文社文庫 1986年初刷 カバー(背キズ・ヨレ・シミ)付 全体ヤケ 天キズ 本文の一部に縦折れ有り 百鬼園先生こと内田百間をとりまく人々、師、友人、弟子、読者らの言葉を、阿房列車の同乗者としても知られた平山三郎が編纂する。 辰野隆、森田たま、宮城道雄、福永武彦など。
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平山三郎『実歴阿房列車先生』
¥1,000
SOLD OUT
朝日新聞社 1965年初刷 函(ヤケ・シミ)付 本体背ヤケ 天スレ 最終頁に剥し跡有り 内田百閒読者にはお馴染み「ヒマラヤ山系」こと平山三郎が、「阿房列車」の旅と百鬼園先生の姿を同乗者の視点から綴る。
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佐藤幸子『北畠八穂の物語』
¥1,600
北の街社 2005年初刷 カバー(少ヨレ)付 始頁に僅か汚れ有り 明治36年青森に生まれ、「あくたれ童子ポコ」や「マコチン」など多くの物語をあらわした北畠八穂。 青森市に生まれ育った子ども時代、希望に溢れた輝かしい女学校時代、深田久彌との出会いと別れ、宿痾となったカリエスとの戦い、同郷同年生まれの棟方志功、鎌倉文士たちとその家族など出会ってきた人々。 著者は作家の晩年に交流し、没後もその業績と生涯を追って一冊の本にまとめあげた。
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『石川啄木』(現代詩読本14)
¥700
思潮社 1980年初刷 全体ヤケ・少シミ 表紙及び背に少傷み有り 小口及び下角にヨレ有り 後ろ見返しに剥し跡有り 石川啄木について、詩歌、金田一京助や中野重治による論考、荻原井泉水や司馬遼太郎によるエッセイ、評伝、年譜、参考文献等をまとめた一冊。 巻頭には著者アルバム、岡井隆・寺山修司・北川透による討議。