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ますむらきみこ『タッタカ先生と子ども子どもたち』
¥500
岩崎幼年文庫24 山本まつ子 画 岩崎書店 1996年23刷 裸本 全体に僅かシミ有り 両表紙及び天に僅か汚れ 地キズ 三十年以上小学校の先生をしていた「おばあさん」は、息子も結婚し孫も大きくなったので、定年を前に仕事をやめ、海岸そばのアパートでひとり暮らしをはじめる。 本も読みたい、旅行もしたい、いままでの仕事をまとめたい、やりたいことだらけの毎日に、ある夜ちいさな子どもが現れる。 その子の姿は遠い昔、北国で教師をしていた頃の生徒だったケンポそのもので…。
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吉岡平『ジャッキー・チェンのスパルタンX』
¥2,200
映画ストーリーブック ゴールデン・ハーベスト・プロ作品 講談社X文庫 1984年初版 カバー(傷み)付 全体ヤケ 口絵及び本文の一部に折れ跡有り 1984年公開の映画「スパルタンX」(サモ・ハン・キンポー監督)を吉岡平がノベライズ。 スペイン・バルセロナのパン屋の2階に下宿するトーマスといとこのデビット。 キッチンカー・スパルタンXを営むふたりの元に美少女シルビアがあらわれ…。
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手島悠介『まぼろしの村はどこに』
¥1,500
国土社の創作どうわ10 藤沢友一 画 国土社 1979年再版 裸本 全体少ヤケ・シミ・汚れ 背及び表紙にキズ・傷み有り 本体下角にシミ有り 谷間の村で機を織って暮らす母親と三人の子どもたち。 穏やかな村にもやがて大国との戦争の影が忍び寄ってくる。 娘を殺され、母親は戦争のない明るく美しい村を錦に織ろうとする。 懸命に仕事に打ち込む母親のそばで、残された2人の弟たちもまた戦争に飲み込まれてゆく。
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結城信一『石榴抄』
¥800
新潮社 1981年初版 函(背ヤケ及び僅か傷み)付 本体少ヤケ 二十の年、会津八一の家に養女として入り、十四年もの歳月をそのそばで過ごしたきい子。 死の間際まで秋艸道人を陰で支え続けた彼女と、彼女を愛した歌人の姿を描く「石榴抄」のほか、八一の下に集った青年たちの青春を綴った「炎のほとり」「炎のなごり」を収録する。 八一の門下であった著者が、師を、またその周囲の人々を静かな筆で描く。
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結城信一『不吉な港』
¥1,000
山下清澄 装画 新潮社 1983年初刷 函(少シミ)付 本体背少ヤケ 後ろ見返し剥し跡有り 「銅版画の詩人」とよばれた画家の、かつての愛と作品製作への苦悩の日々を同時代に生きた作者が描く。 銅版画家「星野思郎」を静かな目でみつめる作家「名取」。 彼らの交情を軸に、岡鹿之助、芥川比呂志、堀口大学等多くの文学者・画家らが物語にあらわれる。
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「別冊かまくら春秋 最後の鎌倉文士永井龍男追悼号」
¥1,000
かまくら春秋社 1991年発行 全体少ヤケ・少汚れ 表紙及び背に傷み有り 1990年10月に亡くなった作家・永井龍男を追悼する。 作家本人の文章や里見弴・瀬戸内寂聴との座談会の再録、生い立ちや作家たちとの交流を辿るアルバム、井伏鱒二や山口瞳らの追悼文、長女・次女や里見弴ら子女による座談会等を収録する。
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楠見松男『瓜連町の昔ばなし』
¥700
ふるさと文庫 筑波書林 1980年発行 裸本 全体ヤケ・シミ 地に少汚れ有り 瓜連町(現茨城県那珂市)の教育長や幼稚園長をつとめた著者による瓜連の昔話集。 町名の起源、四匹の狐の伝承、鏡にまつわる怨霊譚、瓜連城や古徳城の話、太田鋳銭座襲撃事件など、伝承や歴史、史跡や寺社の話、瓜連にまつわる話を紹介する。
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野口冨士男『わが荷風』
¥500
中公文庫 1984年初刷 カバー(少ヤケ・少汚れ)付 本体ヤケ・少汚れ 中学四年生の夏、円本全集で荷風に出会った著者は、導かれるように荷風がかつて教鞭をとった慶應大学の文学部に進む。 荷風と同じく東京の山の手育ち、慶応に通った著者がその目をもって荷風の人と作品を辿る。
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田中広明『豪族のくらし─古墳時代〜平安時代』
¥1,900
すいれん舎 2008年初刷 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 小口僅か汚れ 「豪族」とは何ものか。 その暮らし、家族、文字、序列などを発掘された遺跡から探る。 もののけ姫や山椒大夫など物語のなかにあらわれる豪族、関東を代表する地位までになった女性豪族やファーストレディとなった女性。 豪族たちの姿をやわらかく読みやすい文章で綴る。
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高橋たか子『人形愛』
¥600
講談社 1978年初刷 カバー(少ヨレ)付 全体少ヤケ 三方少シミ 三年付き合った男がみずから死を選び、その後結婚した男も十年の生活ののち自殺した。 占い師に「運が強すぎてまわりの男を巻き込む」と言われた女が出会ったのは18歳の少年・玉男だった。 表題作のほか、作者に「背徳的な小説や異端的な小説ばかり」とされた3編を収録する。
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岡部狷介『史都平戸─年表と史談』
¥500
財団法人松浦史料博物館 1975年五版改訂 裸本 全体ヤケ・シミ 表紙折れ跡有り 折頁有り 終頁ノドに破れ有り 古来より東アジア、ヨーロッパなど諸外国の文化の入り口となってきた平戸。 松浦本党八百年の歴史とともに、年表、特産、人口、対外政策や交流、内戦、平戸出身の人々、またその地を訪れた諸国の人々、名所旧跡などをまとめる。
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成田龍一『「大菩薩峠」論』
¥600
青土社 2006年初刷 カバー(ヨレ)付 小口少汚れ 上角に細かい折れ有り 『大菩薩峠』は1913年から1941年にかけて書かれた中里介山の長編小説。 本書は『大菩薩峠』には日露戦争後から太平洋戦争直前までの「大日本帝国のすべてが書き込まれていた」とし、暴力、家族、ジェンダー、セクシュアリティなどに章立てしてゆく。
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平山三郎編『回想の百鬼園先生』
¥600
旺文社文庫 1986年初刷 カバー(背キズ・ヨレ・シミ)付 全体ヤケ 天キズ 本文の一部に縦折れ有り 百鬼園先生こと内田百間をとりまく人々、師、友人、弟子、読者らの言葉を、阿房列車の同乗者としても知られた平山三郎が編纂する。 辰野隆、森田たま、宮城道雄、福永武彦など。
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平山三郎『実歴阿房列車先生』
¥1,000
朝日新聞社 1965年初刷 函(ヤケ・シミ)付 本体背ヤケ 天スレ 最終頁に剥し跡有り 内田百閒読者にはお馴染み「ヒマラヤ山系」こと平山三郎が、「阿房列車」の旅と百鬼園先生の姿を同乗者の視点から綴る。
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佐藤幸子『北畠八穂の物語』
¥1,600
北の街社 2005年初刷 カバー(少ヨレ)付 始頁に僅か汚れ有り 明治36年青森に生まれ、「あくたれ童子ポコ」や「マコチン」など多くの物語をあらわした北畠八穂。 青森市に生まれ育った子ども時代、希望に溢れた輝かしい女学校時代、深田久彌との出会いと別れ、宿痾となったカリエスとの戦い、同郷同年生まれの棟方志功、鎌倉文士たちとその家族など出会ってきた人々。 著者は作家の晩年に交流し、没後もその業績と生涯を追って一冊の本にまとめあげた。
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『石川啄木』(現代詩読本14)
¥700
思潮社 1980年初刷 全体ヤケ・少シミ 表紙及び背に少傷み有り 小口及び下角にヨレ有り 後ろ見返しに剥し跡有り 石川啄木について、詩歌、金田一京助や中野重治による論考、荻原井泉水や司馬遼太郎によるエッセイ、評伝、年譜、参考文献等をまとめた一冊。 巻頭には著者アルバム、岡井隆・寺山修司・北川透による討議。
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宮川寅雄『歳月の碑』
¥800
中央公論美術出版 1984年初刷 カバー(少汚れ)・ビニールカバー(背少破れ)付 全体少ヤケ・僅かシミ 小口少汚れ 折頁有り 後ろ見返し折れ跡有り 明治41年に生まれた著者は、会津八一に師事し、東洋美術史家、また日中文化交流協会理事長として知られた。 本書はその半生で出会った人々、師・会津八一、高村光太郎、中野重治、斎藤茂吉等文学者、歴史家や画家の友人についての印象などを語った回想録。
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ジャン=リュック・スタインメッツ著/中島さおり訳『幻想文学』
¥600
文庫クセジュ 白水社 1993年初刷 カバー(ヤケ・キズ・少シミ・少ヨレ)付 天キズ・少シミ 三方汚れ 本文に僅かシミ有り 始頁にキズ・折れ有り 「幻想文学」とは何か。 その言葉の意味や語源、定義、テーマ、起源などをまとめ、またドイツ・ロマン派(ホフマンとその友人)、フランス・ロマン主義(ノディエやゴーチエ、バルザック・メリメ)、エドガー・アラン・ポーとその影響、そしてボルヘスやトーマス・オーウェンなど現代幻想文学について記す。
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冨谷至『漢唐法制史研究』
¥11,000
創文社 2016年初刷 函付 秦漢、三国時代を経て、その精緻さから東アジア諸域に大きな影響を及ぼした8世紀唐王朝の刑罰・法制度。 本書はその法・刑・罪─法典の成立過程から、刑罰、犯罪、宮刑と腐刑等について記す。
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『舟越道子詩集』
¥1,100
角川書店 2000年初版 カバー(ヤケ・少ヨレ・少汚れ)付 小口・地に少シミ有り 後ろ見返し剥し跡有り 釧路で生まれた少女は、東京にゆき、女子美術専門学校や文化学院に学び、詩句の才をしめした。 詩43編ほか、「佐藤春夫先生のこと」等エッセイ、絵画、また荻原葉子らによる作者紹介を収録する。
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テリー・ホワイト著/小菅正夫訳『真夜中の相棒』
¥500
文春文庫 1984年初版 カバー(背キズ・折れ・シミ)付 全体ヤケ 三方シミ 天キズ 上下角に少ヨレ有り ジョニーはアイスクリームとテレビが好き、仕事はひとを殺すこと。 「天使のような」殺し屋ジョニーと、その相棒でベトナム退役軍人のマック。 裏社会で生きるしかないふたりと、彼らを追う刑事。 彼らが迎える結末は─。
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秋山高志『在郷之文人達─近代之予兆』
¥7,000
那珂書房 2011年初版 カバー(少ヨレ・少汚れ)付 全体ヤケ・シミ 近世・常陸国の在郷文人88名を紹介し、その業績をまとめる。 連歌・詩・医学・道術等その分野は多岐に亘る。 『水戸の文人』(ぺりかん社)の姉妹編。
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秋山高志『水戸の文人─近世日本の学府』
¥5,500
ぺりかん社 2009年初版 カバー(少シミ・少ヨレ)付 天・小口僅かシミ 地シミ 近世水戸藩を主に、「水戸の文人」についてまとめる。 地方文壇の成立、庭園、書、出版、東洋史学、「富士登山」など資料を多く用い、文人たちのひととなりまたその業績、交流について検証してゆく。 『在郷之文人』(那珂書房)の姉妹編。
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津田正夫『チロル案内』
¥600
暮しの手帖社 函(少傷み)付 全体ヤケ・少シミ 本体背スレ・傷み 後ろ見返し剥し跡有り 昭和13年にはじめて訪れて以来、チロルに魅せられてきた著者。 戦後チロル州政府に招待され、帰国後にまとめた旅行記を何度か改稿し、できあがったのが本書。 昭和13年から昭和41年のあいだに何度もチロルを訪れ、その魅力を知る著者の「チロル案内」は、チロルの気候や食べ物、服装や土地柄など、軽快な文章で楽しめる。