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三上於菟吉『雪之丞変化』上下
¥1,200
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講談社 大衆文学館 1995年初版 上下巻2冊セット カバー(スレ)付 本体ヤケ・少シミ 上方くだりの若女形・雪之丞。 江戸の人気を集める、その身にはひとには知られぬ大望が秘められていた。 父母の仇であり誅伐されるべき悪人どもを狙い、雪之丞は時を俟つ。 女掏摸お初の恋慕、仇の娘にして将軍愛妾浪路の純情、兄弟子門倉の執着。 義賊闇太郎の助けにより、多くの困難を乗り越えて雪之丞は本願を果たしていく。 そして決戦のとき─。 昭和10年の発表以来、映画・舞台・漫画・ドラマ等多くのメディア化がなされた名作。
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島内景二『日本人の旅─古典文学にみる原型』
¥500
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NHKブックス569 日本放送出版協会 1989年初版 カバー(背ヤケ・少ヨレ)付 三方少シミ・少汚れ 上下角少ヨレ 後ろ見返しに開き癖・少汚れ有り ひとはなぜ旅をするのか。 「古事記」「伊勢物語」「平家物語」から「奥の細道」へ、さらには宮澤賢治『銀河鉄道の夜』を過ぎて内田百閒『阿房列車』まで。 日本文学に描かれた「旅」から、日本における文化・心理の深層に迫る。
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「APIED」Vol.19
¥700
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特集:森鴎外と森茉莉『舞姫』『贅沢貧乏』他 アピエ 2012年1月発行 表紙少ヤケ 天スレ 裏表紙に少シミ有り 早川茉莉「茉莉と鷗外のガーデニィング」、 砂岸あろ「枯葉の寝床に横たわり」、 林哲雄「百円の鷗外二題」等の評論随筆、 金城京香「森家子女。」(漫画)、 その他、鷗外茉莉にちなんだ詩など。
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内田百閒『つはぶきの花』
¥900
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旺文社文庫 1983年初版 カバー(スレ・少ヨレ)付 全体ヤケ・僅かシミ 地少ヨレ・少汚れ 折頁及び開き癖有り 友、師、土地、そして猫。 著者が敬愛し思慕するひとやもの、それらの思い出を綴る。 表題作ほか31編の随筆を収める。
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平岩弓枝『お宮のゆみちゃん』
¥500
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中公文庫 1981年初版 カバー(少ヨレ・キズ)付 全体ヤケ・少シミ 代々木八幡の神官の一人娘は「お宮のゆみちゃん」と呼ばれて育った。 長じて小説家となり、「御宿かわせみ」シリーズ等で知られるようになった「ゆみちゃん」こと平岩弓枝。 戸川幸夫と長谷川伸というふたりの師、家族、友人、代々木野の地、愛するひとやものの思い出や、女性の結婚と仕事など、随筆70編を収録。
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松崎天民『銀座』
¥1,300
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昭和2年銀ぶらガイド社刊の覆刻版 新泉社 1986年初刷 函(ヤケ・シミ・傷み)付 三方シミ 一部に緩い折れ有り 後ろ見返し剥し跡有り 「昭和初年の銀ぶらガイド」を復刻する。 ルポルタージュの先駆者と呼ばれる松崎天民が描く昭和の銀座はカフェーの女たちや文士たちが賑やかに会話し、書生や新聞記者が颯爽と通りを闊歩する。 正宗白鳥や永井荷風のたむろしたプランタン、「豪奢を極めた」と謳われる菊池寛がいたライオン等、銀座に集った文学者たちも多く登場する。
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芥川文/中野妙子記『追想芥川龍之介』
¥1,000
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中公文庫 1987年4版 カバー付 全体ヤケ 小口スレ 大正7年2月、18歳で芥川龍之介の妻となり、その死後も3人の子を育てた芥川文。 わずか10年の結婚生活とその後が、40年の歳月ののち本人の口から語られる。 夫の苦しみに寄り添いつづけた女性の姿がおだやかな語り口によってあらわれる。
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並木張『島崎藤村と小諸─神津猛の友情をめぐって』
¥1,300
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千曲川文庫15 株式会社櫟 1990年2刷 カバー(僅かヤケ)付 始頁及び終頁に少ヤケ有り 三方僅か汚れ・僅かシミ 島崎藤村と神津猛の関係を中心に、小諸時代の藤村の交友・生活・また周囲の住民たちとの関係などを、長野県下で教職をつとめた著者が調査し論じる。
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藤枝静男『田紳有楽』
¥1,000
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講談社文芸文庫 2006年16刷 カバー(僅かヨレ)付 三方少ヤケ 天に一部折れ有り 地キズ 弥勒菩薩の化身たる骨董屋の庭に集う不思議なものたちの物語「田紳有楽」。 私小説に徹しながらいつしか虚実の境を超えてゆく「空気頭」。 2編の他「解説」「作家案内」を収録。
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日影丈吉『ミステリー食事学』
¥500
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教養文庫1046 社会思想社 1986年8刷 カバー(スレ)付 全体少ヤケ 最終頁に剥し跡・折れ跡有り 後ろ見返しにカバー貼付 フランス料理の研究家であり、長年シェフたちに言語指導を行ってきた著者は、江戸川乱歩に「奇妙な味」と称された探偵小説の書き手でもある。 名作ミステリに登場する料理の紹介や「凶器としての食品」のおそろしさ、また乱歩や同時代の人々の思い出話など、一冊で何度でもおいしい作品。
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ジョセフィン・テイ著/小泉喜美子訳『時の娘』
¥500
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ハヤカワ文庫 1988年11刷 カバー(スレ)付 小口汚れ 奥付剥がし跡有り ロンドン警視庁の警部が、リチャード3世の謎を解く。 歴史に刻まれる傑作ミステリ。
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W・S・ベアリング=グールド著/小林司・東山あかね訳『シャーロック・ホームズ─ガス燈に浮かぶその生涯』
¥500
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シャーロック・ホームズ・コレクション 河出文庫 1993年9版 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 本体ヤケ 「ホームズ研究の第一人者」(訳者あとがき)グールドの手によるシャーロック・ホームズの伝記。 シャーロック・ホームズの生涯を物語と周辺資料から辿る。 詳細な年譜・付録あり。
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横溝正史『黄金の指紋』
¥500
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角川文庫 1979年4刷 カバー(キズ・スレ・折り返し線引)付 全体ヤケ 始頁に少ヨレ有り 「これを金田一耕助という人に渡してくれ」 嵐の夜、邦雄少年に難破船の遭難者から託された黒い箱。 そこに入っていたのは紫ダイヤのちりばめられた黄金の燭台、そしてその火皿には指紋がひとつ焼きつけられていた。 邦雄は男の遺言を果たすべく金田一耕助の元に向かう。しかしその道中で怪しげな女に声をかけられて─。 暗躍する謎の組織、鉄仮面の少女、そしてて怪人「怪獣男爵」。 黄金の燭台を狙う者たちに金田一耕助が変装と推理で立ち向かう。
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横溝正史『迷宮の扉』
¥500
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角川文庫 1981年9刷 カバー(背少破れ・傷み・少汚れ)付 全体ヤケ 終頁にキズ有り 三浦半島を旅していた金田一耕助は、急な悪天候により竜神館という屋敷に逃げこむ。 その直後、一発の銃声とともに男が殺された。 死体は、竜神館の主人である東海林日奈児少年と関係があるようだが─。 表題作他2編を収録。
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南條竹則『中華料理小説 満漢全席』
¥600
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谷弘兒挿画 集英社文庫 1998年初版 カバー(ヤケ・少汚れ)付 天スレ 扉頁ヨレ 日々慎ましく暮らしていた英文学者のでふ氏こと南蝶氏。 彼が突然研究を放棄し、文章を売りまくる金の亡者になりさがった理由はただひとつ、満漢全席を味わうこと。 首尾よく「日本空想文学大賞」次席となったでふ氏、賞金は250万円。 さて、友人知人約40人とともに目指すは中国杭州! 満漢全席のほか麺、老酒、餃子など、中華料理小説7篇を収録する。
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横溝正史『真説金田一耕助』
¥1,000
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角川文庫 1979年再版 カバー(背少ヨレ)付 全体ヤケ 始頁に折れ跡有り 昭和51年9月から昭和52年8月まで、「毎日新聞」に連載されたエッセイをまとめる。 猛然たる横溝ブームのさなか、戸惑いながらも穏やかに日常を送る著者の姿が窺える。 金田一耕助や由利麟太郎、人形佐七といった名探偵たち、映画、また敬愛する作家や友人たちについて語る。
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大石真『青い絵の物語』
¥2,800
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小学館の創作児童文学シリーズ20 佐々木マキ 絵 1980年初版 カバー(少ヨレ)付 全体ヤケ・シミ・少汚れ 後ろ見返し裏頁に剥し跡有り 掃除と料理の得意な広と、寿司屋のひとり息子の福太郎。 五億円のルノアールの名画が盗難に遭ったというニュースに、広は自分の住むアパートに最近越してきた男が怪しい動きをしていたことを思いだす。 福太郎を誘い、広はさっそく調査を開始するが…。
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堀尾青史『年譜宮澤賢治伝』
¥1,100
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中公文庫 1991年初版 カバー(僅かヨレ)付 全体少ヤケ 最終頁にヨレ・剥し跡有り 詩人宮澤賢治の足跡を、関係者の談話や資料を駆使して「年譜」及び「補述」により詳細に辿る。
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テリー・ホワイト著/飯島宏訳『刑事コワルスキーの夏』
¥500
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文春文庫 1985年初版 カバー(スレ・少汚れ・剥し跡)付 全体ヤケ 最終頁ヨレ・キズ 10年前に両親を殺し病院に収監されていたトムは弟ジョディの手引きにより脱走する。 幼い頃から性的な関係にある兄弟は、公園で拾った少年を巻きこみ殺害。 兄に引きずられるまま犯行を重ねるジョディ。 ジョディとふたりきりの世界を望むあまりその親友まで手にかけるトム。 彼らが復讐を望むのはロス市警の刑事コワルスキー。 彼もまた、強情で人好きのしない性格により警察内部で孤立していた。 人事の意向によりコワルスキーと組むことになった新人ブルー・マガイアは独身で億万長者の御曹司、ロバート・レッドフォード並みの美男子でハーヴァードの犯罪学修士号を持ちみずから警察官を志したという変わり者。 噛み合わないバディは復讐を望む兄弟にどう立ち向かうのか─。
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砂田弘『少年探偵事件ノート』
¥500
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高橋透 絵 フォア文庫 岩崎書店 1992年9刷 カバー(少ヨレ・僅か破れ)付 全体少ヤケ・僅か汚れ 小西タケシ、小学5年生。 通知表はだいたい3がつけばいいところ、得意な教科も特になし。 とはいうもののこのタケシ、土地勘は抜群、千里眼と呼ばれるくらい目と耳もよく、ひとの考えていることを見抜くのが大得意。 漫画やテレビに詳しくて、勉強以外のことではもの知り。 そんな特技により警察の手助けをしたタケシは「少年探偵」と評判になり、あちこちから依頼が来るように。 少年探偵10の活躍をおさめる。
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北畠八穂『あくたれ童子ポコ』
¥500
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講談社文庫 1976年初版 カバー(背キズ・少シミ・少汚れ)付 上角折れ 本文の一部に僅か汚れ・シワ有り 天及び小口シミ有り 戦争で父を失い、母も神隠しのように消えてしまった一ことポコ。 祖母と、身寄りをなくし横浜からやってきた復員兵の従兄と三人、住み慣れた地を離れ漁村に移住する。 東北に暮らす子どもたちの日々を描く。
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アイザック・ディネーセン著/岸田今日子訳『バベットの晩餐会』
¥1,000
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シネセゾン 1989年発行 カバー(シミ・少汚れ)付 三方・後ろ見返しに少シミ有り アイザック・ディネーセンによる原作の他、映画『バベットの晩餐会』解説・カラー写真頁・「バベット事典」・中沢新一、湯原かの子、本間千枝子の『バベット~』についての文章有り。
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伊馬春部『櫻桃の記』
¥800
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中公文庫 1981年初刷 カバー付 天キズ 本体少ヤケ 小口・扉頁に僅か汚れ有り 太宰の朋友にして理解者と呼ばれた著者による戯曲「櫻桃の記」他、太宰に関するエッセイを収録する。
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鶴谷憲三『太宰治論─充溢と欠如』
¥600
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有精堂 1995年初版 カバー(ヤケ・少ヨレ・僅か傷み)付 天キズ・少汚れ 小口少シミ 地に僅か汚れ・小印有り 両見返しにテープ跡・後ろ見返しに剥し跡有り 太宰治の作家及び作品論、志賀直哉の作品論をまとめる。 作家・太宰治の形成に、志賀直哉との関わりがいかに影響を与えたかについて注目する。