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森瑤子『ジンは心を酔わせるの』
¥500
角川文庫 1987年7刷 カバー(少ヤケ・少破れ)付 本体ヤケ 35歳で小説を書きはじめて10年。 自分のこと、家族のこと、そしてる「あなた」のことを作家は綴る。 池田満寿夫やサガン、シェイクスピア、父、母、娘、夫─ 森瑤子から人々に向けられる、愛情深くも鋭い眼差し。
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竹田出雲等作/守随憲治校訂『義経千本桜』
¥500
岩波文庫 1994年6刷 カバー付 全体ヤケ 最終頁に蔵印有り 平家は没落し、勝者たる源氏のうち義経は兄頼朝に追われ都落ちする。 義太夫節正本『義経千本桜』の翻刻。
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クリフォード・D・シマック著/冬川亘訳『妖魔の潜む沼』
¥600
創元推理文庫 東京創元社 1983年初版 カバー(スレ・汚れ)付 全体ヤケ 小口スレ 地キズ 最終頁剥し跡有り 妖魔が権勢をふるう20世紀のブリタニア。 「劫掠の地」が広がりつつあるさなか、古い家柄のひとつであるスタンディシュ家でイエズスの弟子らしき男の手稿が発見される。 手稿が真実ならば世界は救われる。 その真贋を定めるべく、スタンディシュ家の次期領主ダンカンと彼の忠実な僕にして親友のコンラッドは旅に出た…。
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飯島正『映画のなかの文学 文学のなかの映画』
¥1,600
白水社 1976年初版 カバー(背ヤケ)付 全体少ヤケ 三方少シミ 地汚れ 上角折れ跡有り 見返し剥し跡有り 映画のシナリオと文学に関する考察を収める。 ディケンズ・プルースト等の作品にある映画性、無声映画時代とトーキーのシナリオ、川端康成や谷崎潤一郎等映画に関わった文学者のシナリオやその文学作品、伊丹万作やヌーヴェル・ヴァーグまで多様に論じる。
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石森延男『桐の花・グスベリ』
¥600
加藤八州・香川軍男 挿画 角川文庫 1970年初版 カバー(背少破れ・スレ・少ヨレ)付 全体ヤケ 三方少シミ・少汚れ 扉頁に剥し跡有り 本文の一部に汚れ・折頁有り 新任の先生が弾く美しいオルガンの響き。 月に一度現れるしんこ細工売りの老人。 札幌師範学校の附属小学校で過ごした幼き日々を綴る。
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カトリーヌ・アルレー著/安堂信也訳『砂の鎧』
¥700
創元推理文庫 東京創元社 1979年初版 カバー(僅かヨレ・折れ跡)付 全体ヤケ 地スレ ヴェトナム帰りのふたりの青年が殺人の罪を犯した。 その現場に居合わせた少年の口を塞ぐべくふたりは少年の母親を襲う。 陵辱された母親は二人組のかたわれを刺し殺す。死体を前にした男と女、緊迫の瞬間に突如降りかかった出来事とは?
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ローラ・リップマン著/吉澤康子訳『ビッグ・トラブル』
¥500
装画 さべあのま ハヤカワ文庫 早川書房 2001年初版 カバー(背少ヨレ・折れ跡)付 全体少ヤケ 地及び最終頁に僅か汚れ有り 30歳、乙女座、身長175㎝、相棒はグレイハウンドのエスケイ。 ボルチモアに事務所を構える私立探偵テス・モナハンの元にかつての恋人クロウから「窮地に陥っている」という手紙が届く。 消印はテキサス。 現地に赴いたテスを待っていたのは、クロウの失踪という事実、そして彼の部屋に残された顔のない死体だった…。 私立探偵テス・モナハンシリーズ第4作。
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チャールズ・L・グラント著/山田順子訳『死者たちの刻』
¥500
オクスラン・ステーション1 創元ノヴェルズ 東京創元社 1989年初版 カバー(少汚れ・剥し跡・少傷み)付 全体少ヤケ アメリカ合衆国の東北部、ニューイングランド地方にある小さな町・オクスラン・ステーション。 よそものを受けつけないこの町で、警察官だった夫は惨殺された。 そして一年半が経ち、カレッジの副学生部長が同じ手口によって殺される。 犯人はいったい誰? ナタリーは怯えながらも夫の死の謎を追い、そしてハロウィンの夜を迎える─。
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北原宗積『夕やけ色のトンネルで』
¥500
童話の城22 石倉欣二 絵 岩崎書店 1992年2刷 カバー(ヤケ・少ヨレ・課題図書シール貼付)付 小口僅か汚れ 地僅かキズ有り ツトムは小学四年生。 ある日アパートの隣の部屋にコンノさんという女のひとが引っ越してきた。 若くて綺麗で活発なコンノさんのことが、ツトムは気になってたまらない。 だってコンノさんとはじめて顔を合わせたとき、ツトムにはなぜかキツネに見えたのだから─。
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呉清源『呉清源教室』1・2
¥1,200
毎日コミュニケーションズ 2004年初版 1巻「三連星」・2巻「小目攻略大ゲイマ・二間高」の2冊セット カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 1巻僅かシミ・天に僅か破れ有り 2巻天スレ・三方少汚れ 呉清源による囲碁布石法の研究と実践。 1巻は「三連星」、2巻は「大ゲイマガカリ・二間高ガカリ」についてまとめる。
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『敦煌の美術』
¥1,000
SUN MOOK 別冊デラックス3 太陽社 1979年発行 全体ヤケ 背及び両表紙にキズ・筋有り 天スレ 地に傷み有り 井上靖による序文、陳舜臣「敦煌の盗賊たち」、鄧健吾撮影「莫高窟の壁画・塑像」ほかフルカラー写真版と論考・随筆を収める。
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熊谷本郷『善市じいさんのふしぎな手』
¥800
鈴の音童話 銀の鈴社 なんば孝子 絵 2006年初版 カバー(少ヨレ・少ヤケ・キズ)付 「風の貴公子」ソウヘイとコウタの小学生コンビ、岩さんとお虎ばあさん親子、そして視力を失いふしぎな霊感を持つ善市じいさん。 織田町に暮らす人々のせつなく優しい物語。
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吾妻重二編著『泊園書院と漢学・大阪・近代日本の水脈』
¥3,400
関西大学創立130周年記念泊園書院シンポジウム論文集 関西大学東西学術研究書研究叢刊56 関西大学出版部 2017年発行 カバー付 本体状態良 関西大学のルーツのひとつとされる泊園書院に関するシンポジウム論文集。 江戸後期、藤澤東畡によって開かれた漢学塾「泊園書院」は陸奥宗光など多くが学んだ私塾だった。 東畡と琴、2代目院主南岳と明治漢詩壇及び大坂画壇、二松学舎に通じる漢学教育や書院出身の東洋学者たちなどについての研究をまとめる。
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あさのあつこ『ほたる館物語』
¥600
新日本少年少女の文学 高橋透 絵 新日本出版社 1991年2刷 カバー(少ヨレ)付 全体少ヤケ・僅か汚れ 三方及び見返しにキズ有り 大阪から車で三時間ほどのところにある湯里温泉。 温泉旅館「ほたる館」の女将である祖母、板前の父、経理に事務にと切り盛りする母、にぎやかな仲居さんたちに囲まれて、一子はまっすぐに成長する。 「土曜日のほたる」「雪美ちゃん」の2編を収録する。
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佐々木智子『六十一年ぶりの手紙』
¥600
かもがわ出版 2015年初版 カバー(少ヤケ)付 本文に僅か汚れ有り ある日、父が61年前に戦死した祖父の葬式をしたいと言いだした。 けじめをつけたいという父と、祖父の帰りをいまも待ち続ける祖母。 折衷案として「お別れの会」を開くことになったものの、その後も祖父のことが気にかかり春海はひとり調べはじめる。 そしてたどり着いた真実とは─。
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沖井千代子『空ゆく舟』
¥600
文学の森 石倉欣二 絵 小峰書店 2001年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ・少汚れ)付 上角に一部ヨレ有り 村人たちからの頼まれものを請け負っては町と村とを行き来する「遠買いさん」。 みなに愛されたかわいらしい「ひめこ島」は暴力によって失われ、こどもたちは地図にない「ないない島」を探す。 瀬戸内海のそばで生きるひとやものを描いた短編集。
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ジェイムズ・オールドリッジ著/中村妙子訳『ある小馬裁判の記』
¥500
児童図書館文学の部屋 評論社 2019年13刷 カバー(僅かヤケ・少ヨレ)付 1930年代、オーストラリアの田舎町で起きたある裁判。 町はずれの開拓地に住む移民の少年スコティと、裕福な牧畜業者のひとり娘で車椅子生活のジョジー。 一頭の小馬をめぐるふたりの争いはやがて町中を巻きこんでゆき─。
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鶴見正夫『駅長とうさん』
¥1,800
新選創作童話5 石田武雄 絵 国土社 1971年初版 函(背ヨレ・汚れ・少傷み)付 全体少ヤケ 三方及び本文の一部に少シミ・少汚れ有り 「ぼくのおとうさん、わたしのおとうさん」という作文の授業で、国鉄はた見線かわかみ駅で駅長の仕事をしている父について書いたえいいち。 クラスで一番かっこいいお父さんだと内心得意になっていたところ、同級生のはっとりくんから「おまえはうそつきだ」と言われて…。
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関秀雄『名たんていカッコちゃん』
¥1,100
日本の幼年童話14 斎藤博之 絵 菅忠道 解説 岩崎書店 1973年初版 函(汚れ・傷み)付 全体ヤケ・シミ 裏表紙キズ 本文に一部少ヨレ有り 渡辺和子ちゃんことカッコちゃんは小学三年生。 ナスの漬物が樽のなかでひと晩で萎びたのはどうして? ナス泥棒がきてこっそり入れ替えたから? カッコちゃんにはそんなことを考えがちな癖があります。 お母さんの財布がなくなった事件を解決したのをきっかけに、名たんていと呼ばれるようになったカッコちゃん。 さて、今日はどんな事件がカッコちゃんを待っているでしょうか?
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杉山径一『ゆうれいエレベーター運転中』
¥500
PHP創作シリーズ 末崎しげき 絵 PHP研究所 2003年22刷 カバー(背折れ・少ヤケ・少ヨレ)付 天僅かシミ おなじマンションに住む小学生の邦雄くんとやぎちゃん、中学生のきりこちゃんはなかよし三人組。 今回の事件は、邦雄くんがマンションの入り口でふたりの探偵からおなじ女のひとの写真を見せられたことからはじまった。 謎の女のひととひとりぼっちの赤ちゃん、そして美人幽霊の噂はどうつながるのか?
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関谷ただし『ぼくたちは、いつまでも』
¥500
そうえん社フレッシュぶんこ7 ヒロミチイト 絵 そうえん社 2008年2刷 カバー(少ヨレ)付 全体少ヤケ でっぷりしたプロレスラー、ジャイアント・ブッチーに似ているからという理由で「ブッチー」というあだ名で呼ばれる安彦。 あだ名がきらいな安彦に、神山くんは「バカにされたり、いじわるされるってのも、友だちだってしょうこだよね」だと言う。 筋肉が次第に縮んで力が出せなくなっていく病気の神山くん。 席替えで隣になったことから、安彦は神山くんの「係り」を任されて…。
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砂田弘『その名は新選組』
¥500
伊藤勢 絵 ポプラ社 2004年2刷 カバー(スレ・少ヨレ)付 上角に細かい折れ有り 全体少ヤケ 本文に一部ヨレ有り 多摩の少年剣士たちはいかにして世に名を知られる「新選組」となったか。 近藤勇、土方歳三、沖田総司、そして彼らに関わった人々の生きざまを描く。
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今西祐行『とうげのおおかみ』
¥1,000
新・創作えぶんこ 鈴木義治 絵 金の星社 1985年改訂7刷 カバー(ヤケ・少ヨレ)付 奈良と大阪を結ぶ奈良街道にある暗峠。 そのむかしこの地には狼がたくさんいて、峠を越える旅人のあとをついてきたという。 ふりかえったりかけだしたりすると、狼は襲いかかってくる。 気づかないふりをしているといつの間にかいなくなっている。 そんな恐ろしい峠に老女がひとり住んでいた。 危なくないのかと心配する人々をよそに、おばあさんはにこにこしていて…。
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庄野英二『星の牧場』
¥700
長新太 絵 フォア文庫 理論社 2003年16刷 カバー(背キズ)付 全体僅かヤケ 幼いころ両親を失い、山の牧場に引き取られたモミイチ。 出征し、牧場に帰ってきたときにはマラリヤ熱と沈没のショックで記憶を失っていた。 モミイチが覚えているのは自分のいた部隊と故郷の牧場、そして戦時中に世話をしていた馬ツキスミのことだけ。 ツキスミの蹄の音が聞こえると言ってもまわりのひとは相手にしてくれない。 ある日ツキスミの蹄の音を追っていった先でモミイチはジプシーたちに出会い…。