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有坂隆道『山片蟠桃と大阪の洋学』
¥1,000
創元社 2005年初版 カバー付 鎖国時代、ヨーロッパの文化は蘭方との貿易等を通じ日本に伝来した。 山片蟠桃、岩橋善兵衛、緒方洪庵、……大阪の町人学者たちの洋学への熱意と実践、その足跡を辿る。
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佐々木馨『鎌倉仏教の世界』
¥3,000
山喜房佛書林 2010年初版 カバー(少ヤケ・キズ)付 地キズ 「鎌倉仏教」とは何か。 奈良・平安からあった旧仏教と、浄土宗、浄土真宗、曹洞宗、臨済宗、日蓮宗など鎌倉期に興った新仏教を比較すれば現代仏教信者数は新仏教が七割を占めているという。 本書では旧仏教の伝統と新仏教の誕生、源頼朝や北条時頼らにみる信仰、黒田俊雄「顕密体制」への注目し、その考察と発展を記す。
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マイケル・ボンド著/木村博江訳『パンプルムース氏のおすすめ料理』
¥500
創元推理文庫 東京創元社 2002年6版 カバー(少ヤケ・スレ)付 小口少汚れ 元パリ警視庁刑事にして現在はフランスで最も権威あるグルメ・ガイドブックの覆面調査員パンプルムース氏。 元警察犬でパンプルムース氏に負けず劣らず美食家のポムフリットと共にレストランの調査に赴いたところ、皿に乗ってあらわれたのはなんと首…!?
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筆内幸子『加賀藩政秘話 悲恋の五箇山流刑』
¥1,000
北国出版社 1986年新装2版 カバー(ヤケ・破れ・傷み)付 全体少ヤケ・少シミ 天シミ多し 三方汚れ 後ろ見返し剥し跡有り 五箇山とは美濃国烏帽子岳から連なる谷間にある五つの集落からなり、かつては平家の公達が落ちのびたとされ、加賀藩領となってからは流刑地とされていた。 加賀藩家老の一人息子小次郎はその美貌と才により、愛するひととも別れ、五箇山に赴くこととなる。封建制度の下、愛としがらみの狭間で苦しむ恋人たちの姿を描く。
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小檜山博『雪嵐』
¥500
講談社文庫 1989年初版 カバー(スレ・少ヨレ・僅か傷み)付 全体ヤケ 上角少ヨレ 北海道大雪山麓に暮らす六人の子と父母。 十五歳上の兄とその妻、姉さん女房の母に頭が上がらない父。 そうして友人の姉からの誘い。 雪原の厳しい生活で、小学五年生の「ぼく」はおとなの世界を垣間見る。 著者が自身の原風景とも呼ぶ戦後北海道の物語。
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遠藤周作『ユーモア小説集3』
¥500
遠藤周作文庫 講談社 1975年2刷 カバー(ヤケ・少汚れ)付 三方少ヤケ・少汚れ フランス帰りの男が望みどおりに「顔立ち平凡」「長女」「父親が亭主関白」の女性と結婚したら…(「うちの女房、うちの息子」) 「軽井沢」「入営の日」等狐狸庵先生ユーモア小説13編を収録。
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泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽』
¥600
角川文庫 1985年初版 カバー(スレ・剥し跡)付 全体少ヤケ 「宮前空港行き羽田発14時20分A航空D L2号機を離陸後30分で爆破する」 羽田空港に入った一本の電話。 通報を受け、宮前空港でDL2号機を待ち構える羽田刑事のそばにカメラマンらしき三人の男が。 そのうちのひとり、身なりのいい美青年が奇妙な動きをしていて…? 名探偵亜愛一郎シリーズ第一弾。 「DL2号機事件」他7編を収録。
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布目潮渢『中国茶文化と日本』
¥4,800
汲古選書21 汲古書院 1998年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 天僅かシミ 見返し僅か破れ 唐・宋・明代の茶器について、明代の文人茶など中国茶のルネサンス、嵯峨天皇や栄西、隠元に見る日本への茶文化渡来。 中国の茶文化とその日本流入について記す。
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成清弘和『女性と穢れの歴史』
¥4,600
塙選書98 塙書房 2003年初版 カバー(僅かヨレ)付 本体状態良 古来より日本において女性は月経(「血褥」)と出産(「産褥」)により「穢れた存在」とされてきた。 現代でも女性の参加を拒む神事・伝統は多く存在する。 本書は古代から近現代に至るまで、女性の「血の穢れ」が政権や地域習俗のなかでどのように捉えられ、女性を縛り支配していったかについて辿ってゆく。
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脇田修『平野屋武兵衛、幕末の大坂を走る』
¥800
角川選書259 角川書店 1995年初版 カバー(背少ヨレ・ヤケ)付 天地少汚れ 享和元年に生まれ、大坂・船場に育った平野屋武兵衛。 両替商平野屋の大番頭だった武兵衛は、明治12年に没するまで日々の記録を残していた。 大坂の町にも吹き荒れた「天誅」騒動と様々な噂、日々の生活や遊びと仕事、ころり騒動と「ええじゃないか」─。 ひとりの大坂商人の記録をもとに、幕末の動乱と文明開化をたくましく生き抜いた人々の姿を辿る。
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森田恭二『悲劇のヒーロー豊臣秀頼』
¥800
IZUMIBOOKS10 和泉書院 2005年初版 カバー(少ヨレ)付 上角及び地に僅かヨレ有り 文禄二年、豊臣秀吉の子として大坂城に生まれ、かつての大坂城とともに二十三年の生涯を閉じた豊臣秀頼。 本書は秀頼の誕生から、権勢を誇る父秀吉の下に育った少年時代、父の死後秀頼の周囲で起こった権力争い、大坂の陣までを資料をもとに辿っていく。
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佐々木馨『北方伝説の誕生─歴史と民俗の接点』
¥1,000
吉川弘文館 2007年初版 カバー(背ヤケ・僅かヨレ)付 天に僅か薄シミ有り 柳田國男の「伝説」研究と分類をもとに、北方に伝わる坂上田村麻呂伝説、北条時頼の廻国伝説などを見る。また北海道の開拓や宗教、アイヌ民族と和人の間に生まれた伝承などを読み解く。
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松木武彦『未盗掘古墳と天皇陵古墳』
¥1,500
小学館 2013年初版 カバー(少ヨレ)付 天キズ 僅か折れ跡有り 未だひとの手が触れぬところにある「未盗掘古墳」と、未だひとの手が触れてはならぬところにある「天皇陵古墳」。 かつて滋賀と岡山の未盗掘古墳を発掘した著者が、その経験をもとに「なぜ学者は古墳を発掘するか」「発掘するとはどういうことか」について綴る。
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リチャード・スミス著/上之二郎訳『ロックアップ』
¥500
集英社文庫 1989年初版 カバー(少ヨレ)付 全体少ヤケ 天及び上角に僅かヨレ有り 地僅か汚れ 強盗に襲われた養父を守り、傷害の罪で収監されたフランク。 養父の最期を看取るため脱獄を企て、結果五年の刑を追加される。 刑期もあと半年、出所すれば恋人と晴れて式を挙げられる─ 仮出所期間を終えて刑務所に戻ったフランクは、五千人の凶悪犯が収監されるゲートウェイ刑務所に移送される。 それはかつてフランクの脱獄により面目を潰されたドラムグール所長の復讐だった…。 1989年製作、シルヴェスター・スタローン主演の映画ノベライズ。
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J・ヴァン・デ・ウェテリンク著/池央耿訳『大道商人の死』
¥500
創元推理文庫 東京創元社 1987年初版 カバー(少汚れ・スレ・少傷み)付 三方少汚れ 本体天に折れ跡有り くたびれた中年男のフライプストラ警部補と、猫と鉢植えを愛するハンサムな独身刑事デ・ヒール。 アムステルダム警察署の名コンビが通報を受けて向かった先には顔を潰された大道商人の遺体があった。 調査を進めてゆくうちに浮かびあがってきた商人の過去とは。 アムステルダム警察署シリーズ第3弾。
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ハリイ・ハリスン著/那岐大訳『ステンレス・スチール・ラット諸君を求む』
¥500
サンリオSF文庫 1980年初版 カバー(スレ・少傷み)付 全体ヤケ 上角ヨレ 三万年後の未来、銀河系には多種多様な民族が暮らしていた。 かつて銀河を股にかけた盗賊「するりのジム」ことディグリッツは、現在犯罪撲滅機関「特殊部隊」に所属している。 束の間の平穏を味わっていたジム、しかしある日突然妻が税務署の男たちによって攫われる。 ジムが資産を申告しないので強硬手段に出たというのだ。 ジムは双子の息子たちとともに税務署に侵入するが、それが新しい「指令」のはじまりになろうとは…。
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東アジア恠異学会『怪異学の可能性』
¥3,500
角川書店 2009年初版 カバー(折れ)付 天地少汚れ 奈良、平安、鎌倉から近世、近現代まで、歴史資料にはしばしば「不思議なこと」があらわれる。 現代の目から見れば「フシギ」となる、これら「怪異」を探れば当時の王権にもつながってゆく。 異常気象や疫病とともにあらわれる異形のもの、能に描かれる夢幻、巷を賑わす噂話─ 日本を含めた東アジアの『怪異』を探る論文集。
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真貝義五郎訳『ラフカディオ・ハーンの神戸クロニクル論説集─「パレット文庫」版』
¥1,500
恒文社 1994年初版 カバー(背少ヨレ)付 三方及び始頁にシミ・少汚れ有り 地に小印有り 1894年、ラフカディオ・ハーンは熊本五高を離れ、居留外国人向けの英字新聞『神戸クロニクル』論説記者となった。 ハーンの執筆した『神戸クロニクル』論説48編は早い時期から翻訳紹介されている。 本書はアメリカ・バージニア大学パレット文庫のハーン・コレクションに収蔵されていた新資料であり、翻訳とともになぜこれほどの分量の資料が埋もれていたのか、また神戸でのハーンの執筆活動について焦点をあてる。
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アイヌ民族博物館監修『アイヌ文化の基礎知識』
¥600
草風館 2004年8刷 カバー(少ヤケ・僅かヨレ)付 天僅か汚れ 言葉、歴史、衣食住、狩猟、信仰、歌舞音曲などそれぞれに項目を立ててアイヌ文化を紹介する。 参考文献や関連施設(2004年当時)の紹介もあり。
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佐々木馨『アイヌと「日本」─民族と宗教の北方史』
¥1,000
山川出版社 2003年2刷 カバー(背少ヨレ・少ヤケ)付 地及び本文の一部に少汚れ有り 「みちのく」とは何か。 その語には中央権力による辺境服従の歴史が示されており、時代によって範囲も規模も変遷する。 「みちのく」の北進と和人地の形成、信仰と宗教を軸に、北海道における「日本人」とアイヌ民族の歴史に迫る。
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佐々木馨『北海道の宗教と信仰』
¥3,200
山川出版社 2009年初版 カバー(少ヤケ・僅か汚れ)付 アイヌ民族と和人が住む地、北海道において、宗教はどのように根付き信仰されていたか。 「みちのく」から伝わった古代天台宗、松前藩の宗教政策、アイヌ民族の神と信仰、トラピスト修道院、現代に続く民間信仰、宗教に関する出版史などをまとめる。
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『日本歴史』編集委員会編『恋する日本史』
¥1,100
吉川弘文館 2021年初版 カバー付 上角僅かヨレ 小口僅か汚れ 万葉集にあらわれる庶民の恋、待賢門院と白河院の密通、世を騒がせる大奥女中、勤王志士や幕臣をめぐる芸者と花魁、徳冨蘆花『寄生木』に見られる軍隊と恋愛─ 古代から近現代まで、日本史にあらわれる恋愛を主題とした論文集。
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原田正俊編『アジアの死と死と鎮魂・追善』
¥2,500
アジア遊学245 勉誠出版 2020年初版 カバー(僅かヨレ・僅か汚れ)付 天に僅か汚れ有り 小口キズ 人々は死をどう捉え、どう受け止めてきたか。 アジアにおける死と鎮魂の思想・文化についての論文集。
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森瑤子『イヤリング』
¥500
角川文庫 1986年初版 カバー(僅かヨレ)付 全体少ヤケ 折頁有り ふとした瞬間夫以外の男に気をとられ、そして─。 貞淑な妻の内側に潜むのは欲望? 不満? それとも…。