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ロス・マクドナルド著/小笠原豊樹訳『縞模様の霊柩車』
¥1,000
ハヤカワ・ミステリ文庫 早川書房 1976年初版 カバー(スレ・傷み)付 全体ヤケ 小口少シミ 天地キズ 実母に捨てられた孤独を、奔放な生活で塗りこめてきたハリエット。 25歳になり叔母の50万ドルの遺産を相続した彼女が、メキシコからあやしげな男とともに帰ってきた。 ハリエットの父と義母から男の身上調査を依頼された私立探偵リュウ・アーチャー。 調査にかかろうとしたところで見かけた縞模様の霊柩車、それが悲劇の先触れだった─。
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メアリ・W・ウォーカー著/矢沢聖子訳『凍りつく骨』
¥500
講談社文庫 1996年15刷 カバー(少ヨレ)付 本体ヤケ 天地キズ 折頁有り 犬訓練士のキャサリンは蛇恐怖症だった。 父の死の謎を追うため、キャサリンは動物園の爬虫類飼育係となることに。 そして彼女の身に次々と苦難が─。 アガサ・クリスティー賞受賞作。
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石川達三『独りきりの世界』
¥500
新潮社 1978年7刷 カバー(少破れ・少傷み)付 全体少ヤケ 「人生を、いかに生きるべきか」。 1970年代日本における「女性」と「性」を、小泉真咲という理知的な若い女性の目を通して描く。
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南條範夫『戦国残酷物語』
¥1,500
角川文庫 1980年10版 カバー(背僅かヨレ・剥し跡)付 全体ヤケ・僅かシミ 鍋山利景に急襲され滅びた貝森城主の子が十年の歳月をかけて仇に復讐する「復讐鬼」。 幼き日に城を追われ流浪の果てに家の再興を遂げた長曾我部国親を描く「裁きの石牢」。 著者得意の「残酷もの」6編を収録する。
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赤江瀑『オイディプスの刃』
¥600
角川文庫 1986年10版 カバー(スレ・少汚れ・背少傷み)付 全体少ヤケ・シミ 三方スレ・少汚れ 折頁有り 夏の日晒しの庭で惨劇は起こった。 ハンモックに眠る刀研師に、母は名刀「備前次吉」を振り下ろし、返す刃で己の胸をついた。 母のあとを追うかのような父の割腹。 突然の三つの死により崩壊した大迫家。 残された三兄弟はそれぞれの道を歩むが、ふたたび妖刀に魅入られて…。
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ロス・マクドナルド著/井上一夫訳『動く標的』
¥600
創元推理文庫 東京創元社 1972年9版 カバー付 全体ヤケ・少シミ 地スレ・少汚れ テキサスの石油王が失踪した。 夫人からの依頼を受けて動きはじめた私立探偵リュー・アーチャー。 10万ドルの現金を用意するようにという本人署名入りの速達が届いていることから誘拐事件と目されるが、手紙には不可解な点があり…。 表紙 ポール・ニューマン 裏表紙 パメラ・ティフィン 1966年アメリカ映画『動く標的』より
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ウィリアム・カッツ著/小菅正夫訳『恐怖の誕生パーティ』
¥500
新潮文庫 1985年初版 カバー(スレ・少ヤケ・少傷み・背キズ)付 三方に僅かキズ有り 12月5日は愛する夫の誕生日。 夫の長年会っていない友人を誕生日パーティーに招待するというサプライズを思いついたサマンサ。 さてと夫の過去を調べはじめたところ、学校、会社、軍隊にも記録がない。 いったい彼は何者なの? 一方NY市警殺人課のクロス=ウェイド警部は毎年12月5日に起きる鳶色の髪の女を狙った殺人事件を追っていて…。
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さねとうあきら『地べたっこさま』
¥500
梅田俊作 絵 講談社文庫 1978年初版 カバー(スレ・汚れ・背傷み)付 全体少ヤケ 本体一部にシミ有り 人も獣も鳥も草木もみな、死ねば土になる、地べたっこさまになる。 だから地べたっこさまはいろんなことを知っているし、とてもおしゃべりだ。 ひとりぼっちの河童、生まれたばかりの赤子をころせと長老に命じられる男、地べたっこさまの物語はかなしくつらく、そしてやさしい。 「かっぱの目だま」他7編の創作民話を収録する。
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羽根田武夫『鬼の宿帖』
¥800
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文化出版局 1977年2刷 カバー(少ヨレ・少汚れ・少破れ)付 全体ヤケ・シミ 三方少傷み 後ろ見返し剥し跡有り 「そこには、畏敬すべき様ざまな鬼たちが棲んでいた。」 大正・昭和にかけて、文士たちの梁山泊といわれた本郷・菊富士ホテル。 止宿者たちのアイドルとして育った「三男坊の武ちゃん」が、「鬼」と呼ばれた人々の横顔を語る。 正宗白鳥、宇野浩二、尾崎士郎、大杉栄と伊藤野枝、坂口安吾、三木清などそのほか多くの人々が登場する。
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三輪裕子『優しい音』
¥600
せきねゆき 絵 小峰書店 2009年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ・キズ)付 三方に僅か汚れ有り 中学三年生の春、バスケ部万年補欠の千波はキャプテンの澄香と一緒のクラスになる。 美人で明るくて人気者の澄香から仲良くしようと誘われて、クラスでも目立つグループの一員になった千波。 戸惑いながらもスポットライトの当たる舞台に立っているような晴れがましさで日々を過ごしていた。 ところがある日ふとしたことから皆から無視されるように。 落ち込む千波のもとに「潮風」と名乗るメールが届いて…。
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ジャン・ルノワール著/野崎歓訳『ジョルジュ大尉の手帳』
¥800
青土社 1996年初版 カバー(少ヨレ)付 天僅か汚れ 『ジョルジュ大尉の手帳』付録・栞付 1944年夏、ウェールズ。 「私」は自宅に療養中の軍人を受け入れることとなる。 ジョルジュ大尉と名乗るその人物はいかにも貴族的で礼儀正しく、ふたりはすぐに意気投合する。 しかし大尉はドイツ軍当局の絡む「任務」によって去ることとなり、「私」は形見に一冊の手帳を渡される。 そこには19世紀末から20世紀初頭のパリを舞台とした貴族の御曹司ジョルジュと純朴な田舎娘アニェスの恋の記録がしるされていた。
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札幌学院大学人文学部編『北海道の民族と文化─〈公開講座〉北海道文化論』
¥700
札幌学院大学人文学部学会 1985年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ・少汚れ)付 天地キズ 小口スレ・少汚れ 北海道の考古学及び博物館、ウィルタ(オロッコ)・ニブヒ(ギリヤーク)民族とその文化、北海道の民族とその文化など、1982年度札幌商科大学人文学部夏季集中講義「北海道文化論」をもとにした論文集。
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レオン・サジイ著/久生十蘭訳『ジゴマ』
¥1,000
中公文庫 1993年初版 カバー付 本体少ヤケ フランスはパリ・ベルチエ街で銀行家モントレイユが何者かに襲われる。 モントレイユは今際の際に多額の金を融通していたゲエリニエール伯こそ犯人だと告発するが、なぜかすぐに取り消し、亡くなった。 大金庫で探偵長ポーランが発見したZの血文字、それこそ犯罪組織ジグを示すものだった─。 明治44年に浅草で上映され人気を博したフランス映画「ジゴマ」は、その後風紀紊乱のかどで上映禁止となった。 本書は雑誌「新青年」昭和12年4月号別冊付録として発行された。
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カトリーヌ・アルレー著/安堂信也訳『わらの女』
¥800
創元推理文庫 東京創元社 1975年25刷 カバー(キズ・ヨレ・シミ)付 全体ヤケ 三方キズ 下角僅かヨレ 「当方、莫大ナ資産アリ。良縁求ム。ナルベクはんぶるぐ出身ノ未婚ノ方ヲ望ム。」 34歳、ハンブルグ出身、翻訳業で日々の糧を得ているヒルデガルデは新聞の縁談広告に応募する。 音沙汰がなく諦めかけたころ、「あなたのことをもっと知りたい」という手紙とともにコート・ダジュール行きの飛行機のチケットが届く。 みずからの知性と機転で不幸な境遇からの脱却を図ろうとするヒルデガルデだったが、果たして─。 表紙 ショーン・コネリー 裏表紙 ジーナ・ロロブリジダ 映画「わらの女」より
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ロス・マクドナルド著/鷺村達也訳『兇悪の浜』
¥500
創元推理文庫 東京創元社 1975年16刷 カバー(スレ・キズ・少傷み)付 全体ヤケ・少シミ 地汚れ ロサンゼルス郊外、常夏のマリブ海の浜辺で若い女の銃殺体が発見される。 事件が迷宮入りとなったその二年後、ふたたび浜に死体が流れ着く。 ハンサムなボクサーは暗黒街のボスの手のうちにあり、ハリウッドの映画プロデューサーは不審な動きを見せる。 複雑怪奇な事件に私立探偵リュー・アーチャーが挑む。
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ロス・マクドナルド著/中田耕治訳『人の死に行く道』
¥1,000
ハヤカワ・ミステリ文庫 1977年初版 カバー(スレ・ヨレ・折れ・少汚れ)付 全体ヤケ・少シミ 上角僅か折れ 地少汚れ クリスマスの数日前、看護師ギャリイは失踪した。 母親からの依頼でギャリイを探す私立探偵リュウ・アーチャー。 彼女はどうやら大物ギャングとともに姿を消したらしい。 二人の行方を追うアーチャー、しかし第二の事件が…。
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ロス・マクドナルド著/小笠原豊樹訳『ファーガスン事件』
¥700
ハヤカワ・ミステリ文庫 1980年初版 カバー(ヨレ・スレ・折れ・少傷み)付 全体ヤケ・少シミ 小口少汚れ 上下角に折れ跡有り 頻発する強盗事件の犯人一味として逮捕された若い看護師。 彼女の証言をもとに調査にとりかかろうとした弁護士ガナースンの前に、富豪夫人の誘拐事件が。 二つの事件の関わりとは? ガナースンがたどり着いた真相は─?
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赤江瀑『花曝れ首』
¥1,000
講談社文庫 1988年8刷 カバー(スレ・少汚れ・剥し跡)付 本体ヤケ・少シミ 折頁有り 愛した男に裏切られ辿りついた北嵯峨化野で、篠子は草双紙から抜け出たかのような二人の色子に出会う。 秋童・春之助、二人が語るのは壮絶な恋の物語。 表題作他4編を収録。
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幸田露伴『評釈 猿蓑』
¥500
岩波文庫 1977年7刷 裸本 全体ヤケ 三方スレ 両表紙少ヨレ・少汚れ 上下角僅かヨレ 本文一部に点々とキズあり 蕉風の句集のうちでも白眉とされる『猿蓑』。 『猿蓑』にある、芭蕉をはじめ、曽良、其角、去来らの句を幸田露伴が評釈する。
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秦恒平『慈子』
¥500
集英社文庫 1978年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 全体少シミ 三方少ヤケ 高校二年生のある日、教師の家を訪ねた私は九歳の利発な少女・慈子と出会う。 その後結婚し娘を得た私は、慈子と再会し、彼女の純粋な愛に惹かれてゆく。
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新井素子『二分割幽霊綺譚』
¥500
講談社文庫 1986年初版 カバー(スレ)付 本体ヤケ 上角僅かスレ 地少汚れ 斎藤礼子21歳、すらりとした長身のスレンダー美人。 一人称は俺。 なぜなら中学2年生までは斎藤礼朗という名の男だったから。 礼子であり礼朗であるところの仮性半陰陽の「俺」が吸血鬼の美少女砂姫を拾い、中学時代の彼女の兄に再会し、もぐらの女王に食べられて、気づけば半分ずつの幽霊に─!?
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若山三郎『恋人はおてんば娘』
¥500
春陽文庫 1977年26刷 カバー(背少ヨレ)付 全体少ヤケ 扉頁・奥付前頁・最終頁に蔵印有り 愛塚製菓株式会社創始者とその愛人とのあいだにうまれた信吉は、母亡きあと父に引き取られ、若くして重役となった。 父の没後社長となった異母兄は、成績優秀にして明朗闊達な人柄、皆から愛される信吉を疎み、ことあるごとに嫌がらせをしてくる。 ならばと潔く会社を辞した信吉。 ミシンのセールスマンとして再起を図ろうとしたところ、大学の後輩で信吉を慕って愛塚製菓に入社した三熊までついてくることに。 信吉と三熊のゆくすえは、さらに信吉に恋するふたりの美女との仲は…?
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モーリス・ゴドリエ著/山内昶訳『贈与の謎』
¥2,800
叢書ウニベルシタス674 法政大学出版局 2007年2刷 カバー(少ヤケ)付 本体状態良 人はなぜ他者に贈り与え、その返礼をするのか。 モースの『贈与論』とレヴィ=ストロースの批判、ニューギニヤ・バルヤ族に見られる贈与、神霊と人とのあいだにある不平等の贈与─ 貨幣、聖遺物、王権。 人々が社会的紐帯を形成するための「贈与」の役割と重要性について考察する。
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丹生谷哲一『増補 検非違使─中世のけがれと権力』
¥1,000
平凡社ライブラリー646 2008年初版 カバー(少ヤケ・背少ヨレ)付 上角僅か汚れ 検非違使とは、日本中世において軍事・警察の役を司るものとされてきた。 本書では検非違使を「ケガレをキヨメる」集団とし、彼らがいかに中世天皇制の維持、また身分制の形成に関わったかをひもといてゆく。