2024.7.2 新商品4点追加しました
2024.7.2 新商品3点追加しました
-
武者小路実篤『二宮尊徳─二宮翁夜話私感』
¥4,000
角川新書89 角川書店 1956年初版 カバー(ヨレ・少破れ)付 全体ヤケ・シミ・傷み 本文に縦折れ・上下角折れ有り 「尊徳こそ世界中の人が知っていい人、知らねばならぬ人」。 尊徳を敬愛する武者小路実篤が、二宮尊徳の言葉を聞き書きした『二宮尊徳夜話』を読み、解説する。
-
吉田光邦『日本の職人』
¥600
角川選書86 角川書店 1980年5版 カバー(背ヤケ・少ヨレ)付 本体少ヤケ・僅か汚れ 三方キズ・少シミ・少汚れ 1950年〜1970年代、手仕事職人たちの仕事と暮らしを記したルポルタージュ。 扇、鏡、仏などの京職人、刺繍、象嵌といった加賀職人、そのほか漆、たたら、そうめんなどそれぞれの地域で伝えられる手仕事について調査し、その現状を文化構造に位置付けしなおす。
-
今津健治『近代技術の先駆者─東芝創立者田中久重の生涯』
¥1,600
角川選書 角川書店 1964年初版 カバー(少汚れ・少破れ)付 全体ヤケ・少シミ・少ヨレ 地キズ・少汚れ 見返し剥し跡有り 寛政十一年現在の福岡県久留米に生まれ、「からくり儀右衛門」と呼ばれるほどのからくり発明の才を発揮、時計師となりその後明治八年日本最古の電機メーカーとされる東京芝浦電気株式会社を設立した田中久重。 東芝創立者の一代を描く。
-
奥村正二『「電気」誕生200年の話』
¥1,000
築地書館 1987年初版 カバー(ヤケ・少ヨレ・少破れ)付 天シミ 先行研究「フレミング『50年史』」をはじめに、平賀源内のエレキテル、ベルの電話、コンピュータの発展まで、各地の博物館に展示されている資料をもとにして電気史を辿ってゆく。
-
ハーパー・リー著/菊池重三郎訳『アラバマ物語』
¥3,000
暮しの手帖の本 暮しの手帖社 1984年23刷 裸本 全体ヤケ・少汚れ 三方及び表紙スレ 最終頁ノド貼付による僅か破れ 本文一部にヨレ有り 「おもな登場人物」栞付 1930年代、アラバマ州の田舎町で、アティカス・フィンチは暴行事件の弁護を担当することとなった。 人種差別や偏見が強く残る町で奮闘する弁護士の姿を、その幼い娘の目から描く。
-
ルネ・デュボス著/田多井吉之介訳『健康という幻想』
¥1,300
SOLD OUT
医学の生物学的変化 紀伊國屋書店 1982年8刷 カバー付 全体ヤケ 天シミ 地汚れ 本文に僅か汚れ有り 最近学者・医学評論家として著名なデュボスが、、人類と病気の歴史について語る。 健康とは何か、人生とは何か、ヒッポクラテスやアスクレピオスの故事を引き、またペストや梅毒、結核といった病気が文学に与えた影響など、話題は多岐に亘る。
-
スーザン・ソンタグ著/富山太佳夫訳『隠喩としての病い』
¥1,300
みすず書房 1982年初版 カバー(少ヨレ・少傷み・背僅か破れ)付 全体ヤケ 天シミ 文芸批評・映画批評で知られる著者自身の闘病体験をもとに、癌という病気が文化的・社会的に一種の隠喩として成立している事象について述べる。 とくに19世紀における結核と20世紀の癌のイメージを比較し、一部の病気が単なる医学的事実としてのみならず文学・芸術・政治に影響を及ぼしていることについて考察する。
-
たつみや章『夜の神話』
¥500
講談社文庫 2007年初版 カバー(少ヨレ・折り返し切取有り)付 地キズによる凹み有り 突然母親の実家に引っ越すことになったマサミチは、田舎の生活に馴染めないでいる。 学校帰りに寄り道した神社でふしぎな青年に出会い、「サトリまんじゅう」を食べたことから虫や木の声が聞こえるようになる。 ふしぎな力で新しい世界を開いていくマサミチ。 そんなある日、父の勤める原子力発電所で事故が起き、父の同僚でマサミチにとって兄のような存在であるスイッチョさんが被爆してしまい…。
-
桑原武夫『第二芸術』
¥1,000
講談社現代文庫 1976年4刷 カバー(スレ・背少傷み)付 全体ヤケ 現代俳句を舌鋒鋭く論じ、批判を受けるも虚子や三鬼からは称賛された「第二芸術」ほか、「短歌の運命」、「みんなの日本語」等8編を収録する。
-
西本鶏介『春日局』
¥500
鴇田幹 絵 ポプラ社文庫 1988年初版 カバー(少汚れ)付 全体少ヤケ 天僅かシミ 小口及び地にキズ有り 僅か書入れ有り 明智光秀の重臣・斎藤利三の娘に生まれたお福。 徳川家康に見込まれ、その子・竹千代の乳母となる。 春日局と呼ばれ、大奥の最高権力者となった女性の生涯を描く。
-
櫻井彦『信濃国の南北朝内乱─悪党と八〇年のカオス』
¥1,300
歴史文化ライブラリー536 吉川弘文館 2021年初版 カバー付 上角少ヨレ 足利尊氏が光明天皇を擁立し、後醍醐天皇が吉野入りしたことによって皇統は南北朝に分かれた。 両朝合一までの約六十年間を「南北朝内乱」というが、信濃国においてはその内乱がその後二十年も継続した。 荘園領主や幕府の抵抗勢力として存在した「悪党」に注目し、八十年に亘る内乱について探る。
-
三浦浩『さらば静かなる時』
¥500
装画 福田隆義 角川文庫 1981年初版 カバー(背スレ)付 全体ヤケ イギリスに留学していた元海軍中尉の歴史学者・松田。 ともにセミナーに出席していた西ドイツの海軍武官リッフェン准将から、終戦時の行動について尋ねられる。 そして松田の妻に似た東洋人女性の殺害事件が起こり…。 第二次世界大戦末期、ナチスドイツが残したとされる秘宝をめぐる権謀。 ロンドン、パリ、京都を舞台にした冒険小説。
-
平岩弓枝『犬のいる窓』
¥500
文春文庫 1999年10刷 カバー(背破れ・ヨレ・折れ)付 全体ヤケ 天キズ 折頁有り ドッグ・トレーナー大山源太郎は、十八年ぶりに訪れた故郷で小学校の同級生小柳忠介と再会する。 獣医の小柳とともにスコッチテリア連続毒殺事件を追うことになった大山。 女性にもてるが女難の相のある大山と、大山に好意を寄せる小柳。 好奇心旺盛なビーグル犬ナナをお供に真相を辿るうち、三年前の交通事故まで辿り着くが…。
-
生島遼一『日本の小説』
¥600
白日書院 1947年発行 裸本 全体経年ヤケ・シミ・少傷み 本文の一部に小穴・破れ有り 折頁有り 扉頁書入れ 後ろ見返し蔵印・両見返し剥し跡有り 竹取物語からはじまり、宇治十帖、西鶴、八犬伝と雨月物語、漱石、鷗外、独歩という風に辿られていく「日本の小説」。 荷風と藤村、谷崎、秋声についての各論有り。
-
宮沢清六校閲『宮沢賢治農民芸術概論綱要』
¥800
昭和50年度花巻市民芸術祭記念刊行 付略年譜・詩歌碑案内 花巻市教育委員会社会教育課編 花巻市文化団体協議会 1984年8刷 裸本 全体ヤケ・シミ・少ヨレ 1926年、宮澤賢治30歳ごろに書かれた「農民芸術概論綱要」。 1975年花巻市民芸術祭記念として、宮沢清六校閲により花巻市が刊行した小冊子。 宮沢賢治略年譜・花巻市及び岩手県内の賢治詩歌碑(1975年時点)を記す。
-
リチャード・F・ニューカム著/田中至訳『硫黄島』
¥600
太平洋戦争死記 弘文堂 1966年初版 函(背ヨレ・少傷み・汚れ)付 全体少ヤケ 三方少汚れ 天地にキズ・傷み有り 両見返しヤケ有り 日本の戦史に名を残す「硫黄島の戦い」。 数々の従軍記をあらわしてきた著者が、栗林中将麾下の将兵二万、三十六日に及ぶ戦いの様子を、公式記録や書簡、日記等から生存者へのインタビュー等により書きあげる。
-
総合女性史学会編『女性官僚の歴史─古代女官から現代キャリアまで』
¥2,000
吉川弘文館 2013年初版 カバー付 本体状態良 大宝令の一篇目「後宮官員令」により定められた「後宮十二司」から、中世の典侍の職掌、戦国期の女官、そうして男女平等憲法と男女分業の間にある現代女性官僚まで、「女性官僚の歴史」に関する論文集。
-
絵本作成委員会『月ヶ瀬 梅と姫のものがたり』
¥1,000
辰巳雅章 絵 月ヶ瀬村教育委員会 あまのはしだて出版 2004年発行 カバー(僅かヤケ・少ヨレ・キズ)付 小口少シミ 頼山陽や富岡鉄斎ら文人墨客にも愛されてきた名勝・月ヶ瀬梅渓。 そのはじまりは、後醍醐天皇の侍女・園生がこの地に辿り着いたことだった。 月ヶ瀬の地にある園生(姫若)伝承を絵本にする。
-
大谷渡『大阪河内の近代─東大阪・松原・富田林の変貌』
¥1,000
東方出版 2002年初版 カバー(少ヨレ・僅か汚れ)付 本体状態良 生駒山周縁の民俗信仰と密接な関わりを持ち、天理教・金光教・ひとのみち等の新宗教運動にもゆかりのあった東大阪。 昭和恐慌下から戦後にかけての松原、富田林。 大阪市という大都市の近郊にあり、その激動の余波を引き受けてきた河内地方の三市について論じる。
-
セイモア・シュービン著/押田由起訳『キャプテン』
¥500
創元ノヴェルズ 東京創元社 1990年初版 カバー(少傷み・剥し跡)付 本体ヤケ 小口少汚れ 折頁有り 退職後、三人の子どもたちのあいだをたらい回しにされ、豪華な高齢者施設(ナーシングホーム)に入所することになった元警部。 キャプテンと呼ばれる彼は、正義に尽くしてきた自分を過去の遺物扱いする子どもたちに怒り、周囲の人々に怒り、社会に怒っている。 老人を虐待する連中への復讐心に燃えるキャプテンの手には一丁の拳銃が…。
-
花田清輝『復興期の精神』
¥500
新装版 名著シリーズ 講談社 1975年6刷 カバー(汚れ)付 全体ヤケ・少シミ・少汚れ 上下角及び後ろ見返しにヨレ有り ダンテ、ダ=ヴィンチ、ポー、アンデルセン、ゲーテ等、ルネサンスの巨人を中心に、その作品と精神、軌跡とを論じる。 戦中戦後にかけて書かれた、著者曰く「第二次世界大戦中のシジフォスの労働の形見」。
-
大谷渡『看護婦たちの南方戦線─帝国の落日を背負って』
¥1,800
東方出版 2011年初版 カバー(背ヤケ)付 戦時下において部隊とともに出征した看護婦たち。 陸軍看護婦、日赤救護看護婦、台湾人看護婦、戦争のさなかで多くの兵士たちを救護し看取った彼女たちの青春とその後を描く。
-
大谷渡『台湾の戦後日本─敗戦を越えて生きた人びと』
¥1,100
東方出版 2015年初版 カバー(僅かヨレ)付 陸軍士官学校留学生隊、偕行社、病院、精糖工場、航空廠─ あるいは日本人として、あるいは留学生として、戦時中日本に暮らしていた台湾人の、それぞれの戦後を辿る。
-
大谷渡『台湾と日本─激動の時代を生きた人々』
¥1,800
東方出版 2008年初版 カバー付 日本統治下にある台湾に生まれ育った人々の戦前から戦後を辿る。 台湾の名家に生まれ、日本女子大学に進学した少女。 台湾から東京帝国大学医学部に進み医師となった青年。 台南で活動した日本人女性。 民族運動やデモクラシー、当事者の体験と当時の世相等を綴る。