2024.7.2 新商品4点追加しました
2024.7.2 新商品3点追加しました
-
赤江瀑『マルゴォの杯』
¥500
角川文庫 1979年初版 カバー(少汚れ・折れ・背傷み)付 本体ヤケ 一部に折れ跡有り 老舗の商家を継いだ姉と、十五年家を離れていた妹。 明日以降は人手に渡る山荘で、ボルドォの1945年マルゴォ酒をまえに姉は語りはじめる。 表題作ほか4編を収録。
-
赤江瀑『上空の城』
¥500
角川文庫 1987年再版 カバー(少ヤケ・折れ・僅か傷み)付 本体ヤケ 天地僅か汚れ 上角一部折れ 始頁に僅かシミ有り 夏の信州松本城で眉彦は螢子に出会った。 恋人になってしばらくして、螢子は眉彦に一枚の絵を見せる。 窓のない、暗黒色の城。 螢子は子どもの頃からずっとその絵を描き続けていたという。 この城は実在する、怯える螢子のため眉彦は城を探しはじめたが─
-
赤江瀑『花酔い』
¥500
角川文庫 1986年初版 カバー(スレ・少汚れ)付 全体少ヤケ 上角に一部折れ有り 教育大学の体育教官、配膳師、料亭の主人、クラブのママ。 異母兄妹の四人はみな仲が良く、行動を共にすることが多かった。 ある日の帰り、深草の竹林で死体を見つけたことから、それぞれが不可解な出来事に見舞われるようになり…。
-
ジェローム著/丸谷才一『ボートの三人男』
¥500
中公文庫 1977年3版 カバー付 本体ヤケ 折頁有り 副題「犬は勘定に入れません」 ジョージとハリスと「ぼく」、自分は大病人ではないかとおそれ、気鬱にふさぐ三人の紳士たち。 皆の心身の健康のためにどうすればいいか、孤島での休息? 海でゆっくり? そうだ河にいこう! プランは二転三転しながらも、いやがる犬をお供に三人はテムズ河をボートで漕ぎいでた。 イギリスの名所旧跡を背景に、おかしな三人組と犬の珍道中がはじまる。
-
舘野和己編『日本古代のみやこを探る』
¥9,000
勉誠出版 2015年初版 カバー付 本体状態良 飛鳥、長岡京、福原─ 日本古代の「みやこ」は移動するものであった。 古代より頻繁に行われた遷宮・遷都、そのダイナミズムとは。 遷宮遷都の歴史的・思想的背景から、その内部で何があったか、結果何が起きたかなどを考察する。 「みやこの動態」「みやこの生態」からなる二部構成の論文集。
-
アン・ハンプソン著/豊田菜穂子訳『恋は仮装舞踏会で』
¥600
サンリオ文庫 1985年初版 カバー付 全体ヤケ 天キズ 22歳のアマチュア女優・カレンは、ハンサムな人気劇作家クリントから演技を酷評される。 クリントがハウスキーパーを募集している─条件は45歳以上のご婦人─と知ったカレンは変装して面接をうけ、みごと採用される。 6ヶ月後には正体を明かし、クリントに自分の演技力を認めさせてみせる! 「45歳のハウスキーパー」役を演じ続けるカレンだったが、ある日の夜に…?
-
岡野薫子『ヤマネコのきょうだい』
¥500
清水勝 装画 講談社文庫 1978年初版 カバー(僅か傷み・汚れ)付 三方少ヤケ 地スレ・少汚れ 対馬の下島に棲むツシマヤマネコ。 オスのツシマヤマネコとメスのツシマヤマネコのあいだに生まれた四匹のきょうだい、マダラ・足ナガ・マキ毛・チビ。 密林に覆われ、四方を海に囲まれた島の厳しい環境のなかヤマネコのきょうだいたちは生きてゆく。
-
森下雨村『謎の暗号』
¥500
嶺田弘 画 講談社少年倶楽部文庫 1975年12月5刷 カバー(ヤケ・スレ・汚れ・少シミ)付 三方スレ・少ヤケ 小口僅かシミ 本文に一部ヨレ・僅かシミ有り アメリカ育ちで英語ドイツ語フランス語に堪能、明朗闊達な気性でだれにでも好かれ、勇気も元気もいっぱいの少年東郷富士夫。 身寄りをなくし、父の友人の実業家・山本さんの紹介により警視庁特務機関の助手となる。 玉村課長の指揮の下、富士夫少年は得意の語学を駆使して秘密の暗号を解き、謎の少年を救い、消えた怪盗を追う!
-
高垣眸『まぼろし城』
¥500
伊藤幾久造 画 講談社少年倶楽部文庫 1976年初版 カバー(ヤケ・汚れ・少破れ)付 三方ヤケ・シミ 角ヨレ 始頁及び終頁に少シミ・少汚れ有り 爽やかな好青年とはかりそめの姿、木暮月之介は幕府の密命を帯び、あるいは山岳地帯支配を企む一党と対決し、あるいは御用金運搬船の失踪に迫る。 行手に立ちふさがるはまぼろし武士団、豊臣の残党、そしてかの真田幸村! 親友の窮地を救い、
-
中村真一郎『この百年の小説─人生と文学と』
¥500
新潮選書 カバー(少ヤケ・少ヨレ・汚れ)付 本体僅か歪み 三方に少汚れ有り 地キズ 上角に少ヨレ・折れ跡有り 裏表紙及び後ろ見返しに小さいくぼみ有り 明治から戦後にかけて、この百年に書かれた日本近現代文学百編あまりの作品を十一章に分けて考察する。 漱石、鴎外、白鳥の「青春」、秋声、有島、谷崎の「恋愛」等。
-
『77人の侍アメリカへ行く─万延元年遣米施設の記録』
¥900
講談社文庫 1976年4刷 カバー(少ヤケ・スレ・少汚れ)付 三方に少ヤケ・汚れ有り 上角に折れ跡有り 万延元年、日本よりアメリカへ、初の国際使節団が送られた。 大老井伊直弼より特命全権大使を任じられた村垣淡路守はじめ77人の侍は日米修好通商条約批准書を携えアメリカを目指す。 彼らを守るは勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎の乗った咸臨丸。 ときには小説仕立てで、ときには著者の現地報告も交えて綴られる、幕末の若き侍たちの「海のロマンス」。
-
リリアン・ムーア著/岡本浜江訳『きゅうりの下であいましょう』
¥1,200
本庄ひさ子 絵 文研ブックランド 文研出版 1991年2刷 カバー(ヤケ・背少傷み)付 本体少ヤケ 詩作が上手で田舎でのんびりするのが性分のアダムと、農家のおじさんのトラックに便乗して街に出かけるのが好きなジュニアス。 ジュニアスはしょっちゅうアダムを街へのおでかけに誘うものの、アダムはなかなか気乗りがしない。 けれどある日、ジュニアスが街で出会い、アダムのペンフレンドになったアマンダから誕生日パーティの誘いが来て…
-
天藤真『炎の背景』
¥1,500
幻影城ノベルス 幻影城 1979年2刷 カバー(背ヘコミ・少ヨレ)付 全体ヤケ 酔っ払って目覚めたその朝、小川兵介は見覚えのない家の屋根裏にいた。 そばにはきれいな顔だちの若者とこれまた見知らぬ男の死体。 「肉体的には女だが精神的には女であることを拒否する」と主張する「若者」一木久留美とふたり、ともかく脱出を試みようとするも、突然家が大爆発。 死体を背負ってさまようふたりに迫る、暴力団や政治家の手の者たち。 果たしてふたりの行く末は?
-
サトウ・ハチロー『パンジー組探偵団』
¥700
多田ヒロシ 絵 フォア文庫 岩崎書店 1987年初版 カバー(少ヨレ・背少傷み)付 全体少ヤケ 小口・始頁に少シミ・少汚れ有り 一部ゆるい折れ跡有り ルミ子さん、マリ子さん、ミサ子さんの三人組は揃いもそろってあわてんぼうの癖がある小学六年生。 とある事件を解決したことでご近所で有名になった三人の元に、次から次へと難事件が持ちこまれる。 パンジー(三色すみれ)探偵団を結成した三人は、ミスター・ガンモドキ、通称ガンちゃん率いる青年探偵社と鎬を削りあいながら、颯爽と謎を解き明かしていく。
-
内田満『有島武郎 虚構と実像』
¥600
有精堂 1996年初版 カバー(ヤケ・シミ・少ヨレ)付 両見返しにテープ跡・後ろ見返しに剥し跡有り 天少シミ 小口僅か汚れ 地に小印有り 有島武郎の創作方法、作品論、創作活動の周縁についての論文集。 「有島武郎の逝った日」は作家の亡くなった日の気象条件等を調査し考察する。
-
真壁仁『北からの詩人論』
¥600
宝文館出版 1985年初版 カバー(ヤケ・少ヨレ・僅か傷み)付 天・小口にシミ・キズ・汚れ有り 両見返しにテープ跡・後ろ見返しに少シミ・剥し跡有り 始頁及び終頁ヤケ・少シミ 地に小印有り 山形の「農民詩人」真壁仁が残した論文集。 石川啄木、高見順、草野心平らの作品研究ほか、師と仰いだ宮澤賢治、高村光太郎の人物論及び作品論をまとめる。
-
井村君江『アーサー王ロマンス』
¥500
ちくま文庫 2004年12刷 カバー(僅かキズ)付 魔法使いマーリンの出生と幽閉から説き起こし、アーサー王の生涯と彼に関わる人々の物語を綴る。
-
小野正敏・五味文彦・萩原三雄編『中世寺院 暴力と景観』
¥3,500
考古学と中世史研究4 高志書院 2007年初版 カバー(背ヤケ)付 本体状態良 2006年開催のシンポジウム「寺院の社会史─景観と暴力」の報告・論文をまとめる。 池谷初恵「伊豆・箱根の寺社景観」、神田千里「寺院による武力行使」など。
-
水田潤編『近世文芸論─ロマネスクと変容』
¥500
翰林書房 1995年初版 カバー(少ヨレ・僅か傷み)付 天キズ 両見返しにヤケ有り 「御伽草子」、「をぐら物語」、「諸艶大鑑」、「雨月物語」等近世文芸に関する論文集。
-
北村想『北村想の劇襲』
¥700
而立書房 1982年2刷 カバー(ヤケ・少ヨレ)付 天・小口にシミ有り 始頁僅かシミ 後ろ見返し剥し跡有り 核戦争が終わったあとの関西の一地方都市。 キョウコとゲサクの芸人一座は、突然ぬっと現れたヤスオも道連れに荒廃した世界をさすらう。(「寿歌」)。 他「寿歌・Ⅱ」・「火の日のじけん」3編を収録。
-
中山義秀『故里の土』
¥600
新潮社 1963年初版 カバー(少ヨレ・剥し跡)付 全体ヤケ・僅かシミ 後ろ見返し剥し跡有り 天狗党の残党として落ちのびた祖父、一族の土地に馴染めなかった父、そして東京で暮らす自分。 祖父と父の没年に近づいた作家は、三代の生き様に思いを馳せる。 表題作他「風のかよひ路」「関東狂少年」等12編を収録。
-
久生十蘭『肌色の月』
¥500
中公文庫 1991年3版 カバー付 全体ヤケ・少シミ 上角一部に折れ跡有り 下角に湿気有り 夜空の月が肌色に見える、それは一族に遺伝する疾病の予兆だったのか。 著者絶筆に妻による「結末」「あとがき」が加えられた「肌色の月」他、「予言」「母子像」を収録。 最終頁剥し跡有り
-
宇野浩二『楽世家等』
¥800
小山書店 昭和14年初版 函欠 全体経年ヤケ・シミ・汚れ 扉頁に蔵印有り 見返しに剥し跡及び書入れ有り 後ろ見返しに蔵書票貼付有り 「文学の鬼」と呼ばれるきっかけとなったとされる「小説の鬼」(原題「日曜日」/昭和2年)、「耕右衛門の改名」(大正8年)から「楽世家等」(昭和9年)へ、昭和2年から昭和7年までの療養期間を挟んで刊行された作品集。 病前病後で文体が一変したとされる宇野文学を概観できる一冊。
-
フランシス・ジャム著/三好達治訳『夜の歌』
¥700
人文書院 1976年発行 函(ヤケ・シミ・汚れ・背少傷み)付 表紙・後ろ見返しに剥し跡有り ピレネー山脈の小村に生まれ、生涯その地を離れることがなかった詩人フランシス・ジャム。 自然と神とを賛美する素朴な詩を、三好達治が訳する。