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宇野浩二『赤い部屋』
¥500
久世勇三画 大正12年2月天佑社刊の復刻版 名著複刻日本児童文学館18 ほるぷ出版 1974年発行 外函(ヤケ・シミ)付 本体表紙及び三方にシミ有り 「聞く地蔵と聞かぬ地蔵」「蚊とんぼ物語」など宇野浩二の幼年童話10篇を収録する。
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吉川英明編著『吉川英治の世界』
¥500
講談社文庫 1984年初版 カバー(少汚れ・少傷み)付 全体少ヤケ 吉川英治の長男である著者が、父について豊富な写真版とともに回想する。 そのほか、「吉川英治自筆年譜」に当時の写真を添付し、著者の手により再編集する。
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日影丈吉『非常階段』
¥500
徳間文庫 1981年初版 カバー付 全体ヤケ・少シミ 小口少汚れ 地キズ 容姿端麗、成績優秀、才色ともに優れた兼任絹子は期待に胸を膨らませ、日進海運の最終面接に臨んだ。 しかし日清海運人事課は絹子に父親がいないという理由ですでに不採用を決めていた。 その後人事課の採用係長が絹子とともに姿を消し、数日後に死体となってあらわれた。 さらに事件は謎を深めてゆき─。
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加賀乙彦『犯罪』
¥500
河出文庫 河出書房新社 1984年初版 カバー付 全体ヤケ 最終頁剥し跡有り ひとはなぜ、穏やかな日常を捨て殺意に身を委ねてしまうのか。 「ある歌人の遺書」「十五歳の日記」等、精神科医・犯罪学者として多くの死刑囚と関わってきた著者が、その経験を事実を元に描いた小説9篇を収録する。
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結城昌治『死者たちの夜』
¥600
紺野弁護士シリーズ 角川文庫 1981年6版 カバー(少汚れ)付 全体ヤケ 1DKのアパートに住み、ポンコツの車に乗り、処世の下手な七人の仲間たちと共同で事務所を借りている独身中年弁護士、紺野。 悪を憎みつつ、罪を犯したひとの苦しみに心を寄せる彼は、今日もポンコツ車を走らせる。 ハードボイルド連作短編集。
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O・ヘンリー『O・ヘンリーミステリー傑作選』
¥500
河出文庫 河出書房新社 1984年初版 カバー(キズ・僅かヨレ)付 全体ヤケ 小口及び本文の一部に少シミ有り 下角に少ヨレ有り 「名探偵シャムロック・ジョーンズ譚」、「詐欺師ジェフ・ピーターズ物語」ほか、O・ヘンリーの作品のなかから犯罪に関するもの28篇を収録する。
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松村栄子『紫の砂漠』
¥800
ハルキ文庫 角川春樹事務所 2000年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 天シミ・少汚れ 三方キズ 一生に一度の「真実の恋」によって男女の性差が決められる世界。 尖り耳の村人のなかで唯一丸い耳を持つシェプシは、「おかしな子」と呼ばれ、まわりにとけこめずに暮らしていた。 村の岩場から望める神の領域「紫の砂漠」に心惹かれるシェプシ。 あの場所が自分を呼んでいる─。 家族、性差、恋愛等ジェンダー的観点からも興味深いファンタジー。
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ゲーテ著/斎藤栄治訳『若きウェルテルの悩み』
¥500
講談社文庫 1977年17刷 カバー(ヨレ・少ヤケ・少汚れ)付 天少ヤケ 三方及び本文の一部に少汚れ・キズ有り 上角に緩い折れ跡有り 婚約者のいる女性に恋をしたウェルテルは、叶わぬ思いに身を焦がし、みずからの命をたつ。 ゲーテ自身の体験をモチーフにしたとされる書簡体小説。
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橘外男『コンスタンチノープル』
¥600
中公文庫 1987年初版 カバー(少ヨレ)付 全体ヤケ ドイツの貴金属職人の娘に生まれ、踊り子から大富豪の妻となったエリス・ケルレル。 外相の近東政策により誘拐され、トルコ皇帝の後宮に幽閉されるも持ち前の美貌と才知でサルタンの妃にまでのしあがるが─。 数奇な運命を辿る一人の女性の物語。
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柏原兵三『長い道』
¥600
中公文庫 1990年再版 カバー(少ヨレ)付 全体少ヤケ 本文の一部に折れ・キズ有り 始頁と終頁に開き癖有り 昭和19年9月、東京から富山の漁村に縁故疎開した小学5年生の杉村潔。 リーダー竹下進をはじめとする地元の少年たちから受ける憎しみや陰口、そして奇妙な友情。 戦争末期の少年の姿を描いた自伝的長編。
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三好徹『六月は真紅の薔薇─小説沖田総司』
¥800
上下巻2冊セット 講談社文庫 1978年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ・スレ)付 全体僅かシミ 三方に少ヤケ・少汚れ有り 上巻のみ裏表紙汚れ・本体天地に少傷み有り 「その頃僕は、試衛館を出たいという夢想で日々を重ねていた。」 20歳の青年沖田総司は、師や仲間とともに江戸から京に向かう。 天才的な剣法の名手といわれ、新撰組として幕末の動乱期に生きた青年の青春と恋を描く。
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佐藤紅緑『少年賛歌』
¥600
少年倶楽部文庫 講談社 1975年初版 カバー(少汚れ・少破れ)付 全体ヤケ・少シミ 東北の雪深い町にある中学校。 清廉潔白な秀才亨二、乱暴者だが根は純朴な梶原、素直で詩の才に長けた長田の三少年は堅い友情で結ばれていた。 長田の妹が東京で就職し、そのあとを追うように亨二も上京する。 東京で勉学の道に励んでいたところ、ふとしたことから不良少年団と対峙することになった亨二。 親友の危機に、梶原が助けに現れる。 『少年倶楽部』昭和4〜5年に連載された作品。
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辻真先『銀座コンパル通りの妖怪』
¥800
双葉文庫 1992年初版 カバー(ヨレ・少傷み)付 全体少ヤケ 天キズによる僅か傷み有り 銀座の裏のボスに攫われた不思議な美少女朝美を救うべく、ゴブリン、ドラキュラ、ヒバゴンたちは立ちあがる。 銀座を舞台に妖怪たちの大乱闘がはじまる!
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『日本と《宋元》の邂逅─中世に押し寄せた新潮流』
¥5,000
アジア遊学122 勉誠出版 2009年初版 カバー(僅かヤケ)付 本体状態良 中世日本に《宋元》文化はどのような影響を及ぼしたのか。 史学・建築・美術・宗教・文学など、各分野の論者が考察する。
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佐久間好雄・鈴木暎一監修/森義一画『德川光圀─水戸黄門一代記』
¥1,000
パロス 2000年2刷 カバー(少ヨレ)付 後ろ見返しに薄く「水戸黄門」印有り 水戸黄門こと德川光圀の生涯と業績を漫画と文章で辿る。
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天沼春樹文/出久根育絵『郵便配達マルコの長い旅』
¥1,000
毎日新聞社 2004年 カバー(少ヤケ・少汚れ・少傷み・僅かシミ)付 三方に少シミ・キズ有り 本文に僅か汚れ有り 南の海に浮かぶセント・タトル島。 島に郵便局はひとつきり、郵便ポストもひとつきり、そして郵便配達員はおじいさんやお父さんの跡を引き継いだマルコひとりきり。 毎日島の東から西へ、南から北へ郵便を配達しているマルコの元に、ある日ワラビーのトトからロンドン動物園に手紙を届けて欲しいとの依頼がありました。 島からロンドンまではざっと2万キロ。 さあ、マルコの郵便配達の旅がはじまります。 出久根育のカラー挿画も楽しい一冊。
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アンソニー・ホープ著/井上勇訳『ゼンダ城の虜』
¥700
創元推理文庫 東京創元社 1986年12版 カバー付 全体ヤケ 三方に僅か汚れ有り 戴冠式を控えたルリタニア王国には陰謀が渦巻いていた。 王弟ストレルサウ大公とヘンツオ伯爵が王位の簒奪を目論むなか、偶然にも国王にそっくりの英国男児ラッセンディルがやってくる。 恋と剣と友情に彩られたラッセンディルの冒険譚、ここに開幕! 続編「ヘンツオ伯爵」同時収録。
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上野千鶴子『発情装置─エロスのシナリオ』
¥600
筑摩書房 2001年8刷 カバー(少ヤケ・少ヨレ・背少傷み)付 小口・地に少汚れ有り 折頁有り 人はなぜ欲情するのか。 近代的な恋愛観の嚆矢とされる北村透谷、1930年代に「恋愛技術」に注目した柳田國男から、1970年代の美少年漫画、1990年代ブルセラ矢援助交際まで、「エロスのシナリオ」を読み解く。
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赤江瀑『十二宮の夜』
¥1,000
講談社 1984年初版 カバー(スレ)付 天地スレ 扉頁少ヤケ 学生時代から占星術に興味があったという妻の元に、妻の父の友人から結婚祝いが届いた。 十二星座が彫刻された六面のガラス屏風。 無邪気に喜んでいた妻だったが、次第にその屏風に魅入られたようになり…。 表題作ほか9編を収録。
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赤江瀑『オルフェの水鏡』
¥1,000
文藝春秋 1988年2刷 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 小口僅かシミ 扉頁少ヤケ 幻妖の世界を自在に描く作家が、歌舞伎、能、花、旅そのほかについておもむくままに語る。 赤江文学を生成するものものが散りばめられた、初のエッセイ集。
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赤江瀑『アンダルシア幻花祭』
¥500
講談社文庫 1987年初版 カバー(スレ・キズ)付 本体ヤケ 小口シミ 旧家の花見の宴に集った当主とその幼馴染たち元「三悪童」。 そのうちの一人が所蔵する現代刀『世古春俊』が盗難に遭い、出てきたときには血の痕がこびりついていた─。 かつて芳年の錦絵に酔い三悪童が犯した罪は、十年の歳月ののち彼らへの責め苦となる。(「獣心譜」) 短編5編を収録。
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赤江瀑『正倉院の矢』
¥500
文春文庫 1986年初版 カバー(スレ・背少傷み)付 本体ヤケ 姉の沈んだ湖面に残されていた一枚の木片。 自分を守るために姉は助けを呼ぶことなくひとり沈んでいった─その責を負って生きてきた弟は、ふとしたことから、姉の死に際にあった木片が正倉院所蔵の矢羽と似たものであることを知る。 旧家所蔵のその品に秘められた謎とは─。 表題作ほか4編を収録する。
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赤江瀑『蝶の骨』
¥500
徳間文庫 1981年初版 カバー(僅かヨレ)付 全体ヤケ 最終頁に少汚れ有り かつて自分に一度たりとて目をくれなかった男。 十五年の歳月をかけ己を磨いた女は、そのすべてで男を虜にする。 女は蝶のように舞い、男たちへの復讐を果たしていく─。
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赤江瀑『ポセイドン変幻』
¥500
集英社文庫 1994年初版 カバー(スレ・少ヤケ・背シミ)付 天に僅かシミ有り 山科の外れにある寺院で、男は突然座りこみ杉戸に牛の絵を描きつけた。 牛の首までを描きあげるや、持っていた牛角で腹部を抉り自殺した男。 その絵に魅入られるように、美術雑誌の記者は事件の謎を追っていく。 そうして辿り着いた、男の過去とは─。(「恋牛譜」) 短編6編を収録。