2024.7.2 新商品4点追加しました
2024.7.2 新商品3点追加しました
-
平野謙『昭和文学史』
¥1,200
筑摩叢書15 筑摩書房 1973年15刷 カバー・ビニールカバー付 三方にヤケ・少シミ・少汚れ有り 天キズ 本文に僅か汚れ有り 昭和初年「芥川龍之介の死」から、第二次世界大戦を経て、現代にも通じる「マス・コミュニケーションの文学」昭和30年前後までの文学の流れについて、同時代を生きた著者が記す。
-
内田百閒『友達』
¥1,800
開発社 1942年初版 函(傷み)付 全体経年ヤケ・シミ・汚れ 本体背傷み・少破れ 鉛筆による書入れ跡有り 師・漱石、宮城検校、風船画伯、甘木氏さんや甘木先生。 著者と交流のあった人々の思い出を綴る。
-
福永武彦『異邦の薫り─十三冊の訳詩集』
¥1,000
新潮社 1979年初刷 函(ヤケ・シミ・汚れ)付 森鷗外「於母影」、上田敏「海潮音」、佐藤春夫「車塵集」等、日本近現代に訳された詩集についてみずからも詩人・仏文学者である福永武彦が解説する。 訳詩集の書影写真もカラー口絵にあり。
-
『ポケットフォト ルイス・キャロル』
¥1,600
創元社 2012年初刷 裸本 表紙及び折り返しに折れ跡有り 全体少ヤケ ルイス・キャロルが撮影した家族、友人、こどもたちの写真集。 解説 コリン・フォード
-
高原英理『少女領域』
¥1,800
SOLD OUT
国書刊行会 1999年初刷 カバー(少ヨレ)付 天僅か汚れ 小口スレ 野溝七生子・尾崎翠・川端康成・室生犀星等によって描かれた「少女」の物語11作品についての論考。
-
松浦純訳『ファウスト博士 付・人形芝居ファウスト』
¥4,000
ドイツ民衆本の世界3 国書刊行会 1988年初刷 カバー(背ヤケ)付 三方僅かシミ 月報付 民衆本「実伝・ヨーハン・ファウスト博士」の初の完訳決定版。 また18~19世紀に演じられた人形芝居「ヨハネス・ファウスト博士」脚本がつく。
-
長尾伴七『京の谷崎─潺湲亭訪問記』
¥1,000
京都文庫 駸々堂 1971年発行 ビニールカバー・カバー(汚れ・少ヨレ)付 三方少ヤケ 地に書き込み有り 京都府立高校の教師である著者が、澤瀉久孝の薦めにより、谷崎松子夫人に漢文を教えることになる。 谷崎夫妻と、谷崎の愛した潺湲亭の日常を描く。
-
大佛次郎『乞食大将』
¥1,000
苦楽社 1947年初刷 裸本 全体経年ヤケ・シミ・ヨレ 裏表紙・後ろ見返しに印及び印消し跡有り 武勇と侠気により世に知られ、黒田家家中においても信望厚い後藤又兵衛。 藩主長政とは幼馴染の間柄だが次第にすれ違い、とうとう又兵衛が出奔する仕儀に。 又兵衛が細川家に身を寄せたことに怒る長政。 元の主君に命を狙われ、槍の名手と謳われた武士は流浪の旅に出ることに…。
-
石井桃子『ノンちゃん雲に乗る』
¥1,100
桂ユキ子 装画 光文社 1962年9版 カバー(少傷み・折れ)付 三方少ヤケ・少シミ 地汚れ 見返し僅かシミ 本文に一部シミ・汚れ有り 折頁有り ノンちゃんは8つになる女の子。 生まれは東京のまんなか、けれどもちいさい頃病気にかかって以来、東京の片隅の菖蒲町で暮らしています。 二年生になったら東京に連れていってもらえる、おじいさんの家にも行ける、そう信じていたのに、その日お兄ちゃんとお母さんはノンちゃんを置いて東京にいってしまいました。 悲しくて悲しくて、大泣きしたそのあとにもみじの木に登ったノンちゃん。 池をのぞこうとして落っこちたところは不思議なことに水のなかの雲の上。 さあ、ノンちゃんの冒険がはじまります。
-
都筑道夫『絵の消えた額』
¥500
傑作ふしぎ小説 光文社文庫 1991年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ・キズ)付 三方キズ・少汚れ 本文の一部にキズ・僅か汚れ有り 古道具屋で買った本棚の裏側にあった不気味な女の絵。 四万六千日のほおずき市で久しぶりに会った女。 著者みずから「ふしぎ小説」と名づけた作品群12篇を収録する。
-
結城昌治『白昼堂々』
¥500
角川文庫 1977年13版 カバー(ヤケ・汚れ・少傷み・剥し跡)付 三方キズ 折頁有り 皆があっと驚く手口で高級百貨店を狙う窃盗団。 掏摸の達人や大阪からきた元ヤクザ、妖艶なる美女、足を洗って堅気のサラリーマンになった男、若い男女など、バラエティ豊かにして連携の取れた一味と警察との丁々発止の大活劇。
-
仁木悦子『二つの陰画』
¥500
講談社文庫 1981年初版 カバー(少傷み・少汚れ・剥し跡)付 全体ヤケ 地少汚れ 高利貸しやアパート経営で財を成し、世間からは強欲と評判だった女性が密室で殺された。 遺言状にあった遺産相続人はまったくの赤の他人。 アパートの住人である櫟健介・知子夫婦は好奇心から事件の謎を探るべく聞き込みを開始するが、周囲の人々はみなそれぞれに怪しげで…
-
仁木悦子『林の中の家』
¥500
講談社文庫 1979年4刷 カバー(少汚れ・スレ・傷み)付 三方に僅かシミ有り 上角少ヨレ 音大生の妹・悦子と理学部植物科の学生である兄・雄太郎の仁木兄弟。 ヨーロッパ周遊中の水原夫婦に留守役を任され、豪邸暮らしを楽しんでいたところ、ある夜謎の電話がかかってくる。 「林の中の…」 女の悲鳴と切れぎれの声をヒントに兄妹揃って駆けつけた先には血に染まった死体が…!
-
仁木悦子『赤と白の賭け』
¥500
講談社文庫 1982年初版 カバー(ヨレ・少傷み・剥し跡)付 全体ヤケ・シミ 出世のため、遊び相手の女を捨てて死に追いやった男。 仕事も家庭も順風満帆となった頃、ふしぎな老人が現れて…。 表題作ほか雛人形の首に押しこめられた紙片の謎をめぐる「ひなの首」「悪漢追跡せよ」等7篇を収録する。
-
仁木悦子『粘土の犬』
¥500
講談社文庫 1984年14刷 カバー(スレ・ヨレ・少傷み)付 全体ヤケ 三方キズ 折頁有り 若く美しい母が義理の父に日々きつくあたられていることに憤っていた小学生の和夫。 ある日義父が何者かに殺された! 重要参考人として連れていかれた母の容疑を晴らすべく、和夫は町内の聞き込みを開始した─。(「かあちゃんは犯人じゃない」) 表題作ほか、名探偵仁木兄妹が活躍する「灰色の手袋」「黄色い花」「弾丸は飛び出した」を収録した短編集。
-
仁木悦子『殺人配線図』
¥500
角川文庫 1981年初版 カバー(少ヨレ・キズ・背破れ)付 全体ヤケ 天地キズ 始頁の天にヨレ有り 下角細かい折れ 病気休職中の新聞記者・吉村は、街で偶然大学時代の後輩塩入と出会う。 昨年塩入の伯父が墜落死し、三つ下の従妹を引き取ったのだが、彼女は父親の死を自分のせいだと思い込んでいる。別の原因を見つけて彼女を救ってやってくれないか。 塩入の話をいったん断ったものの結局は引き受けることになった吉村。 調べはじめると意外な出来事が…。
-
仁木悦子『青じろい季節』
¥500
角川文庫 1984年8版 カバー(背僅か傷み・折れ)付 全体ヤケ 小さな翻訳事務所を経営する砂村朝人。 下請けの翻訳家矢竹から頼んだ覚えもない翻訳原稿が速達で届き、その日の午後に矢竹の母が訪ねてくる。 矢竹が失踪した、どうか助けてほしい─。 矢竹を探しはじめた矢先、砂村は何者かに襲われる。 そして矢竹が死んだとの報が─。
-
仁木悦子『銅の魚』
¥500
角川文庫 1984年初版 カバー(スレ・キズ)付 全体少ヤケ 小口僅か汚れ 本文僅かキズ 折頁有り おばあちゃんの家の倉で見つけた銅の筒。矢立てというらしいそれで遊んでいたところ、金貸しのおかねさんが興味を示してきた。しかもその晩おかねさんは何者かに殺されてしまった! 表題作ほか、結婚した悦子が夫史彦とともに探偵をつとめる「二人の昌江」など6篇を収録。
-
仁木悦子『灯らない窓』
¥500
講談社文庫 1982年初版 カバー(スレ・傷み・剥し跡)付 全体ヤケ パパに睡眠薬入りのビールを飲ませ、真夜中に出かけていったママ。 その日殺人事件が起こり、警察がやってきてママを重要参考人として連れていってしまった! 残された家族はその罪を晴らすため、それぞれに動きはじめる。
-
雪花山人『眞田三勇士忍術名人猿飛佐助』
¥500
大正3年2月15日刊立川文明堂版の複刻 名著複刻日本児童文学館6 ほるぷ出版 1974年発行 保護箱(ヤケ・シミ)付 本体ヤケ・シミ・ヨレ 鳥居峠の浪人・鷲塚佐太夫の息子佐助。 戸澤白雲斎を師とし、忍術の腕を磨いた佐助は若き智将真田幸村に召し上げられる。 忍術名人猿飛佐助の大活躍をここに記す。
-
島村抱月編「少年文庫」壱之巻
¥500
明治39年11月金尾文淵堂刊の複刻 名著複刻日本児童文学館第二集3 ほるぷ出版 1974年発行 保護函(背傷み)入 元パラ破れ 全体ヤケ・シミ 天地少傷み 竹久夢二、坪内逍遥、巌谷小波、小川未明等の手による雑誌「少年文庫」壱之巻を複刻する。
-
巌谷小波『三十年目書き直し こがね丸』
¥1,000
大正11年博文館刊の複刻 名著複刻日本児童文学館第二集14 ほるぷ出版 1974年発行 二重函(外函ヤケ・シミ)付 本体ヤケ・僅か汚れ 父母の仇を討つべく、猛虎金眸の住まう地へと旅立つ勇犬こがね丸。 幾多の冒険を乗り越え、道中出会った友鷲郎とともに、狙うは金眸の首ひとつ。 明治24年博文館から「少年文学叢書」の一冊として刊行され、こどもたちから絶大な人気を博した作品を30年後作者本人の手によって口語体に書き直したもの。元の文語体も併記する。
-
泉鏡花『海戦の余波』
¥700
明治27年11月博文館刊の復刻版 名著複刻日本児童文学館第二集2 永峯秀湖画 ほるぷ出版 1976年発行 外函(スレ・シミ・少汚れ)付 全体ヤケ 元パラ 軍艦千代田号に乗ったまま帰らぬひととなった松枝海軍中尉。 その子千代太は暴風雨のさなか、父を弔うべく浜にゆき、そのまま冒険の旅に出ることになる。 鏡花の少年向け物語。
-
泉鏡花『高野聖』
¥500
明治41年左久良書房刊の復刻版 精選名著複刻全集近代文学館 ほるぷ 1980年11刷 外函(ヤケ・シミ・背傷み)・カバー(背ヤケ・スレ)付 全体僅かヤケ・僅かシミ 高野山の僧が道中知り合った若者に、かつてみずからが体験した不思議なできごとについて語る。 深山幽谷のひとつ家に住まう美しき女、怪しげな獣や虫。 鏑木清方の口絵有り。