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横溝正史『刺青された男』
¥500
角川文庫 1977年初版 カバー(背少傷み・キズ)付 全体少ヤケ・シミ 地にキズ有り 始頁に折れ跡有り 灼熱の地にあってもけして肌を見せない「シャツを脱がぬ男」。 外国船にのみ乗り込むという怪力無双のその男には、人には見せられぬ刺青があるらしいと仲間内では囁かれている。 ある日起こった船員同士の喧嘩。 相手を瀕死の重傷に追いやった「シャツを脱がぬ男」は、ボートを盗み、姿を消した…。 表題作他9編を収録。
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横溝正史『鬼火』
¥500
角川文庫 1976年8刷 カバー(背少傷み・スレ・剥し跡)付 全体少ヤケ 蕗谷笛二と名乗る美少年が置いていった原稿。 それは蔵の中で美しき姉と遊んだ幼少期を語り、そして─。(「蔵の中」) 表題作他「かいやぐら物語」「面影草紙」など耽美と幻想の世界を収める。
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都筑道夫『十七人目の死神』
¥700
角川文庫 1980年5刷 カバー(スレ・キズ・剥し跡)付 全体ヤケ 見えない男に追われる友人、「自分は死後のお前だ」と名乗る幽霊のなりそこない。 ブラックユーモア小説やSFめいた現代怪談集。
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杉本苑子『胸に棲む鬼』
¥500
講談社文庫 1987年初版 カバー(スレ・少汚れ)付 全体少ヤケ 折れ頁有り 嫡男を愛し、その幸福と出世のみを望む女。 夫の罪を背負い奴婢となった女性と、彼女を愛した高僧。 奈良、平安期の人々の喜びや苦しみ、したたかさ、そして無常を描いた短編集。
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杉本苑子『終焉』
¥800
中公文庫 1981年初版 カバー(少汚れ)付 全体ヤケ 小口僅かシミ 南町奉行大岡越前守の信任厚い能吏・井戸平左衛門は、その才覚を買われ、六十にして江戸を離れ石見代官所に代官として着任する。 前代官の不正、銀の算出減、大飢饉。 平左衛門は若き青年武士伊達金三郎とともに数多の試練に立ち向かう。
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結城昌治『偽名』
¥500
新潮文庫 1989年初版 カバー(背キズ・折れ跡)付 小口僅か汚れ ひとを殺し、14年間友人の名を使って逃げてきた男。 時効目前にしてその罪を暴かれそうになり、ふたたび殺人に手を染めることに…。 表題作他7編を収録。
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西谷地晴美『古代古代・中世の時空と依存』
¥5,500
塙書房 2013年初版 カバー(僅かヤケ)付 本体状態良 従来日本史学において土地等の「所有」についての研究は多く論じられてきた。 そうした研究史に、「依存」という関係概念を据えることにより、視座を複合化させる。 土地所有の概念から網野善彦の無縁論、盧舎那仏をめぐる時空、記紀の読み方など。
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久慈力『シルクロード渡来人が建国した日本─秦氏、蘇我氏、藤原氏は西域から来た』
¥2,200
現代書館 2007年3刷 カバー(少ヤケ)付 本体状態良 「古代日本の豪族である秦氏、蘇我氏、藤原氏は、シルクロードから中国、インド、朝鮮半島を経由した遊牧騎馬民族後裔である」という説に基づき、飛鳥の巨石、正倉院、雅楽、祇園祭ほか寺社仏閣や各地に残る文化にその影響を読み解く。
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福田眞人『結核の文化史』
¥2,200
名古屋大学出版会 1995年初刷 カバー付 全体上部に少ヤケ有り 天少汚れ 小口僅かシミ 開き癖有り 古来より多くの人々が苦しみその犠牲となりながら、近代以降甘美で儚げなイメージを抱かれてきた病、結核。 結核菌を研究するコッホと鷗外の関係、ロマン化された「肺病」、患者・正岡子規、サナトリウムと高原等、文学に描かれてきた「結核」について考察する。
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松浦章・笹川慶子『東洋汽船と映画』
¥2,800
関西大学出版部 2016年初刷 カバー(僅かヤケ)付 本体状態良 幕末の動乱期から立身をなした浅野財閥の祖・浅野総一郎。 彼の興した会社のひとつ、東洋汽船と、その映画事業について記す。 文芸顧問に谷崎潤一郎を迎えた大正活映、婦女子の装いやアイヌ民族等にもふれたブロツキーの紀行映画「ビューティフル・ジャパン」等、つくられた映画は汽船によって諸外国へと運ばれた。
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マシスン他著/伊藤典夫訳編『吸血鬼は夜恋をする』
¥3,200
SFショートショート 文化出版局 1975年初刷 カバー(上部折れ・少破れ)付 全体少ヤケ 地少汚れ 小口及び本文にスレ・キズ有り 名医と評判のジャッド先生の息子が恋をした。 お相手はルーマニア貴族の末裔という美女タチアナ。 夜にしか姿を見せない彼女、もしかして吸血鬼なのでは? ふたりの結婚を前に、ジャッド先生が打った策とはさていかに。 表題作のほか、リチャード・マシスン「コールガールは花ざかり」、ロバート・F・ヤング「魔法の窓」等23編を収録。
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小川未明『金の輪』
¥1,000
大正9年1月南北社刊の複刻 名著複刻日本児童文学館第二集11 ほるぷ出版 1978年発行 保護函付 元パラ傷み 全体ヤケ・シミ アンカット本(未裁断) 長いあいだ病気で伏せっていた太郎。 少しよくなったので外に出てみたものの、ともだちの姿はひとりもみあたらない。 しょんぼりしていると、金の輪を二つまわしながら駆けてくる少年が…。 小川未明の童話と広島新太郎の装丁が美しい一冊。
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相馬文子『司書半生』
¥1,000
SOLD OUT
三月書房 1988年1月2刷 カバー(少汚れ)付 天僅か汚れ 昭和16年に東京女子大学を卒業後、東京大学史料編纂所・日本女子大学付属図書館に勤務した著者の半生記 父・相馬御風について記述あり 祖父藤田茂吉を記した『藤田鳴鶴こぼれ話』併録
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井上康文編『回想の白秋』
¥2,500
口絵「追憶像」恩地孝四郎画 鳳文書林 1948年発行 裸本 全体経年ヤケ・シミ・少傷み 本体背傷み・補修跡有り ノド割れ気味 折れ跡有り 大木惇夫・木俣修・井上康文・薮田義雄・恩地孝四郎らによる白秋の思い出の記。 弟・鉄雄、娘・篁子の回想も含む。
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平塚良宣『日本における男色の研究』
¥1,000
普及版 人間の科学社 1987年発行 カバー(少ヤケ・少ヨレ)付 天僅かシミ 地キズ・少汚れ有り 後ろ見返し剥し跡有り 日本の男色の名称と縁起、男色に関する古典、伝説及び史跡の紹介、昭和50年代の風俗について等収録内容は多岐に亘る。
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山村嘉己『土星びとの歌─ヴェルレーヌ評伝』
¥1,200
関西大学出版部 1990年発行 函欠 本体背ヤケ 表紙キズ 三方シミ・少汚れ 見返しヤケ・シミ 本文一部に汚れ 下部折れ跡有り 『土星びとの歌』を中心にヴェルレーヌの詩作と経歴を辿る。
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ベアトリクス・クレスウェル原作/井辻朱美訳『ペピト王さまの冒険』
¥2,800
ケイト・グリーナウェイ 絵 新書館 1980年初刷 カバー(少シミ・少ヨレ・少汚れ)付 三方少シミ 本文に一部汚れ 見返しに印有り ペピト王さまは赤ちゃんです。 王さまの宮殿はこどもべやにあります。 ちいさなペピト王さまにはこどもべやは広すぎるくらいでしたが、王さまとしてはもっともっと領土を広げていきたいとおもっていたのです。 そこである日、王さまは遠征に出かけることにしました。 愛らしいペピト王さまと英国ののどかな風景が、ケイト・グリーナウェイの繊細な手つきで描かれる。 井辻朱美による解説・原文付。
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獅子文六『将軍鮒を釣らず』
¥1,200
鈴木信太郎装丁 錦城出版社 1942年再販 函(傷み)付 全体経年ヤケ・シミ 本体背少傷み 折れ頁有り 最終頁及び後ろ見返しに破れ有り 「戦時下の国民におくる朗らかな慰問袋」(作品紹介より) 退役陸軍中将・梶原喜十郎将軍はちかごろご機嫌がよろしくない。 最近の世相はどうにも気に入らず、愛馬は老衰によってたおれてしまった。 毎日しかめつらの将軍に、孫の道子さんがプレゼントしたのは釣り道具。 元気になってという孫娘の願い、かなえないわけにはいくまいといそいそと釣りに出かけた将軍のまえにあらわれたのは? 表題作他6編を収録。
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近松秋江『黒髪』
¥1,000
文芸選書 福武書店 1983年初刷 カバー(ヤケ・スレ)付 天僅かシミ 地にキズ・少汚れ有り ゆくえをくらませた女を追って、洛中洛外を歩くひとりの文士。 私小説にして情痴小説と呼ばれる「黒髪」三部作をおさめる。
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宮本袈裟雄・谷口貢編著『日本の民俗信仰』
¥1,900
八千代出版 2009年6月初刷 カバー付 本体状態良
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鈴木保昭『白樺派の文学とホイットマン─漱石とホイットマン/ライラック・エレジー試論』
¥1,500
精文館 1977年初刷 函(ヤケ・少シミ・少傷み)付 本体背ヤケ 後ろ見返し前頁に剥し跡有り 有島武郎をはじめとする白樺派のホイットマン受容、漱石のホイットマン論についての考察などをおさめる。
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ジュール・シュペルヴィエル著/三野博司訳『沖の少女─シュペルヴィエル幻想短編集』
¥1,600
現代教養文庫1335 社会思想社 1990年初刷 カバー(背キズ・少汚れ)付 全体少ヤケ 航海中の水夫が抱く、夭逝した愛娘への想い。 それはやがてひとりの少女をありえべからざる場所にうみだすことになり……。 表題作「沖の少女」他、幻想小説集。
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平山雄一『明智小五郎回顧談』
¥1,100
ホーム社 2017年初版 カバー(少ヨレ・僅か汚れ)付 天キズ 小口少汚れ 本文に僅か汚れ有り 後ろ見返し剥し跡有り 『警視庁史』編纂のため、ぜひとも明智先生のお話をお聞きしたい─。 箕浦元警部補の求めに応じ、老いた明智小五郎は語りはじめる。 自身の生い立ち、一高・帝大時代、乱歩との出会い、そして二十面相との余人にはけして知られぬ関係について─。
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吉屋信子『花物語』
¥1,000
大正9年2月洛陽堂刊の復刻版 名著複刻日本児童文学館第二集12 ほるぷ出版 1974年発行 二重函(ヤケ・シミ)付 元パラ傷み 本体ヤケ 洋館に集う七人の美しい少女たち。 ひとりひとりが口にする思い出は、花の名が冠された物語となる。 大正期の少女たちから愛された抒情譚。