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三好徹『風塵地帯』
¥500
中公文庫 1982年初版 カバー(僅かヨレ)付 全体ヤケ 天スレ 地キズによる僅か破れ有り ジャカルタ支局の開設を任された特派員香月。 旧知のカメラマンが失踪し、かつて関係した女は政界の大物の夫人としてふたたび姿をあらわす。 連続殺人事件と、その背後にある軍部や政治家らの対立。 謀略に巻き込まれた香月は、みずからの身を守るために戦う─。
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新井素子『いつか猫になる日まで』
¥500
集英社コバルト文庫 1986年36刷 カバー付 全体少ヤケ 小口少シミ 地に僅か汚れ有り 親友のあさみたちと帰る途中、もくずこと桃子は公園にUFOが落ちるところを目撃する。 どうやらこのUFO、自分たち以外には気づかれていないらしい。 調査をはじめた6人のまえに現れたのは宇宙人。 戦争に敗れて地球にやってきたという彼らは、あさみのもつ精神感応に興味を持ち…・
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高木彬光『波止場の捜査検事』
¥500
角川文庫 1978年初版 カバー(背ヨレ・スレ)付 全体ヤケ・少シミ 妻と愛娘とともに、神戸地方検察局に転勤してきたグズ茂こと近松茂道検事。 香港からの強制送還者が上陸中に殺され、その直後に船の事務長が突堤で首を絞められる。 犯人の目星はすぐについたものの、その男もまた首吊り自殺を図る。 港町で次々と起こる事件に「慎重居士」の異名をとる近松検事が挑む。
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都筑道夫『三重露出』
¥500
講談社文庫 カバー(スレ)付 三方ヤケ・少シミ 天少汚れ 地キズ アメリカの作家のデビュー作『三重露出』を翻訳していた滝口は、作中にかつて知っていた女と同名の登場人物がいることに驚く。 彼女は2年前に殺されており、犯人はまだ捕まっていない。 作者はいったい何者なのか? アメリカや日本の出版社に問い合わせてみても手がかりは得られない。 真相はおそらく『三重露出』本編に隠されている…。 本編と作中作『三重露出』が交錯してゆく長編ミステリ。
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ジョージェット・ヘイヤー著/猪俣美江子訳『紳士と月夜の晒し台』
¥500
東京創元社 創元推理文庫 2011年初版 カバー(少ヤケ・少ヨレ・スレ)付 小口スレ 上下角に折れ跡有り ロンドンから35マイル離れた小さな村、アシュリー・グリーン。 月夜の晩、村の広場の晒し台で男の刺殺体が発見された。 被害者は村にコテージを持ち、ロンドンから週末ごとにやってきていた紳士。 被害者の身内をはじめ、調べるほどに容疑者は増えていく一方、しかも揃いもそろって浮世離れしているとくる。 はたしてハナサイド警視は事件の真相を暴くことができるのか?
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ヘレーン・ハンフ著/江藤淳訳『チャリング・クロス84番街─書物を愛する人のための本』
¥500
中公文庫 1992年4版 カバー(ヨレ・少傷み)付 全体少ヤケ 始頁に開き癖有り ニューヨーク在住「古本好きの貧乏作家」の女性が1949年10月5日、ロンドンのチャリング・クロス街84番地にある古書店マークス社に宛てた一通の手紙。 その後に続く、書物愛好家と古書店員、また彼らに関わる人々の20年にわたる交流。
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森部豊『ソグド人の東方活動と東ユーラシア世界の歴史的展開』
¥5,000
SOLD OUT
関西大学東西学術研究所研究叢刊36 関西大学出版部 2010年初版 カバー付 折頁有り 中央アジア・ソグディアナに住むイラン系民族ソグド人。 従来、ソグド人といえばシルクロードにおける東西交易など、商人としての側面に注目されることが多かった。 本書ではソグド人の中国における軍人活動、安禄山の乱・史思明の乱に関わったことなどを究明する。 またソグド人の足跡を辿ることにより、8〜10世紀中央アジアにおける諸民族の動きを明らかにする。
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倉橋由美子『夢の通い路』
¥500
講談社文庫 1993年初版 カバー(少傷み)付 全体ヤケ 地キズ・折頁有り 最終頁剥し跡有り 桂子さんの日常に、「あちらの世界」からふいとあらわれる西行、藤原定家、菊慈童、西脇順三郎、和泉式部、六条御息所、則天武后。 桂子さんはあちらとこちらを悠然とたゆたい、ありえざる人々と交歓する。
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倉橋由美子『悪い夏』
¥500
角川文庫 1976年11版 カバー(背破れ)付 全体ヤケ・シミ 扉頁に緩い折れ跡有り 余命宣告を受けた女流作家Lは、最後の仕事を仕上げるため孤島に渡った。 その島の海辺にあるホテルで、Lは美少女Mと再会する。 「悪い夏」にはじまる、Mとの宿命的な恋。 表題作ほか6編を収録。
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原田康子『いたずら』
¥500
集英社文庫 1978年2刷 カバー(少ヤケ)付 三方ヤケ・シミ・少汚れ 扉頁に折れ跡有り 滅びゆく名家にとり残された少女と、事業に失敗した義父。 愛犬タロウとの出会いと別れ。 北国を舞台に繰り広げられる様々な愛の物語5篇を収録する。
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原田康子『恋人たち』
¥500
新潮文庫 1985年2刷 カバー(少ヨレ・スレ・僅か傷み)付 全体少ヤケ 同棲していた恋人に去られ、おとずれた動物園で見知らぬ老人に「シモーヌ・シモンに似ている」と言われる少女。 船主の娘にホヤを届けることを密かな楽しみにする老いた船乗り。 北国の「恋人たち」の、23篇の物語。
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新井素子『ひとめあなたに…』
¥500
さべあのま装画 角川文庫 1993年38版 カバー(背スレ)付 全体少ヤケ もうすぐ地球に隕石が衝突する─。 病に侵された恋人に別れを告げられるも、「あたしのために」最後にひとめ会うべく江古田から鎌倉に向かう女子大生。 地球滅亡の報を聞き、不倫相手のもとに走ろうとした夫を殺し「お腹のなかに返した」妻。 これは余命いくばくもない「地球さん」の、最後の一週間の出来事。
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高木彬光『偽装工作』
¥500
角川文庫 1978年初版 カバー(少汚れ・キズ)付 全体少ヤケ 小口シミ カバー折り返し及び本体前半に折れ跡有り 洲本署の刑事が死体で発見された。 凶器となった拳銃は警官支給のものではない。 調べるうちに暴力団幹部の名が上がってくるが─。(「弾道の迷路」) 「グズ茂」こと検事・近松茂道が登場する4編を収録。
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高木彬光『刺青殺人事件』
¥500
角川文庫 1976年7版 カバー(背少傷み・少汚れ)付 全体ヤケ・少シミ T大学医学部の標本室にある、大蛇丸の刺青を施された胴体のトルソ。 かつてその身に絢爛たる刺青を背負っていたのは、名人と謳われた彫り師の娘だった。 妖艶な美女の肌に彫られた刺青、それは「刺青殺人事件」が残した唯一の形見─。 名探偵神津恭介シリーズ第1作。
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岡崎弘明『月のしずく100%ジュース』
¥500
新潮社 1990年初版 カバー(ヤケ)付 天少シミ 小口僅か汚れ 零細シナリオライターのひろしと暮らして2年めの春子。 親からは「同棲だなんて」と勘当同然の身、なのに売れるまでは結婚しないと言い張るひろしに業を煮やした春子はとうとう家出する。 ところが飛びこんださきはなんとひろしが書きかけていたミュージカルの世界。 設定も何もかもめちゃくちゃな世界で、春子は天使の役を押しつけられて─。
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ウィリアム・バロウズ著/鮎川信夫訳『裸のランチ』
¥700
河出書房新社 1990年8刷 カバー(背ヤケ・少汚れ)付 天少汚れ 三方及び小口シミ有り アメリカの名家出身にして売人、泥棒、ぽん引きなど犯罪に手を染め、15年以上の麻薬常用、それらの体験をもとに描かれた実験的小説。
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皆川博子『聖女の島』
¥800
講談社文庫 1994年初版 カバー付 本体ヤケ 砲弾に砕かれて座礁しそのまま化石となったように見える孤島。 この島には修道会のつくった矯正施設があり、幼くして犯罪と性の愉楽に耽る9歳から13歳までの少女、そして彼女たちを監護する大人たちがいる。 その地に着任した女は、過去に怯える修道女や美しい少女たちに迎えられる。 そしてふたたび惨劇が─。
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皆川博子『殺意の軽井沢・冬』
¥500
文月信 挿画 祥伝社ノン・ポシェット 1988年初版 カバー(少ヨレ)付 全体ヤケ 吹雪の軽井沢の山荘に9人の男女が閉じ込められた。 電話線は切られ、交通の便もなく、自動車は動かない。 そして殺人事件が─。
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小泉喜美子『弁護側の証人』
¥500
集英社文庫 1978年初版 カバー付 全体少ヤケ 天地キズ・少汚れ ヌードダンサーのミミイ・ローイは八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、その妻となる。 幸福な新婚生活、しかしある日財閥当主である義父が殺害されて…。
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横溝正史『夜光怪人』
¥500
角川文庫 1979年再版 カバー(傷み・汚れ)付 全体ヤケ 下角僅か折れ跡有り つば広の帽子にだぶだぶのマント、表情がなく全身から燐光を発する不思議な人物、ひと呼んで「夜光怪人」。 銀座の展示会で七色の真珠の首飾り「人魚の涙」を奪った夜光怪人は、次に古宮元伯爵のダイヤの首飾りを狙うと予告する。 新日報社の花形記者三津木俊助が古宮元伯爵の依頼により警備にあたるが失敗してしまう。 三津木と親しい少年助手・御子柴進により担ぎ出された名探偵金田一耕助。 夜光怪人との決戦が迫る! 表題作他2編を収録。
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横溝正史『怪獣男爵』
¥500
角川文庫 1978年初版 カバー(スレ・キズ)付 全体少ヤケ 瀬戸内海の真ん中にある「男爵島」。 周囲約4キロほどの小島で、ぐるりを赤松にかこまれている。 島の中ほどにある丘には西洋の古城のような建物があり、そこには奇怪な人物が住んでいるという。 過去の復讐に燃えるその男、ひと呼んで「怪獣男爵」。 立ち向かうは小山田博士とその息子史郎、そして柔道三段の大学生宇佐美恭助。 彼らは怪獣男爵の企みを阻止することができるのか?
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横溝正史『仮面城』
¥500
角川文庫 1978年初版 カバー(スレ・キズ・剥し跡)付 全体ヤケ 本文一部に折れ跡有り テレビの尋ね人コーナーに自分の名前が出たことに興味を持った文彦は、母の制止も聞かず自分を探すという人物に会いに出かけた。 訪れた洋館には怯える美少女、そうして男の死体が─。 金田一耕助が少年の窮地を救う「仮面城」、K大学生の三津木俊助が電車で乗り合わせた少女を助けたことからはじまる「ビーナスの星」。 新日報社の花形新聞記者となった三津木俊助の活躍を描く「怪盗どくろ指紋」。 4編を収録する。
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横溝正史『仮面劇場』
¥500
角川文庫 1977年14刷 カバー(キズ・ヨレ・少傷み)付 小口少汚れ 三方及び本文に僅かシミ有り 天地スレ 瀬戸内海のクルーズを楽しんでいた名探偵由利麟太郎。 偶然乗り合わせた鎌倉の資産家・大道寺綾子とともに海上漂う一艘の小舟を見つける。 舟にはガラスの棺がしつらえられており、なかには視覚と聴覚を持たず口をきくことのできない美少年が横たわっていた。 その身柄を気の毒に思った綾子が美少年を引き取る。 美女の優しい同情、それが惨劇のはじまりだった─。 表題作他「猫と蠟人形」「白蠟少年」3編の由利先生・三津木俊助シリーズを収録する。
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横溝正史『誘蛾燈』
¥500
角川文庫 1978年再版 カバー(少傷み)付 上角に一部折れ有り 坂の上にある、薔薇の灯をともした瀟洒な屋敷。 「あの灯が薔薇色に輝く晩は気をつけなきゃいけねえ」 うらぶれた山の手の酒場で行き合わせた男から、青年は屋敷に住む美女の恐るべき物語を聞く。 表題作他9編を収録。